ITコンサルティング/上流設計関連サービス
IBMと富士通エフサス ともに2年ぶり首位
「メーカー」部門は日本IBMが2年ぶりに首位に立った。提案力や分析力・知識といった「担当者のスキル」と「納期」への評価が特に高く、どちらも全社平均より9ポイント以上高かった。ユーザー企業が最も重視する助言や成果物に関する「サービスの品質」も全社平均を3.4ポイント上回り、総合満足度を押し上げた。
富士通は前回の5位から2位に順位を上げた。前回と比べて「サービスの品質」を5.8ポイント、「コスト」を3.6ポイント改善したことが躍進を支えた。3位は前回と同じくNECだった。
「情報サービス会社」部門は富士通エフサスが2年ぶりに首位に返り咲いた。「サービスの品質」が全社平均を8.8ポイント上回ったほか、他の項目もまんべんなく高い評価を得たことが復活を支えた。2位には前回の10位から大きく躍進したオービックがランクインした。「担当者のスキル」が全社平均を10.4ポイント上回るなど、「コスト」を除く4項目が特に高い評価を得た。3位はリコーグループ、4位は富士ゼロックスが続いた。