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9部門でトップが入れ替わり、うち6部門は前回2位のベンダーが浮上した。異なる2つの部門で首位を獲得する2冠を達成したベンダーも少なくない。調査自体ではSI関連、ネットワークなどの部門で再編・分割・統合を実施した。

 27回目を数える「顧客満足度調査2022-2023」は25部門が成立し、既存16部門のうち半数を超える9部門で首位が交代した。このうち6部門では、前回調査で2位だったベンダーが首位に浮上。さらに、回答数などの条件で前回調査ではランキング対象外だったものの、今回一気に首位へと駆け上がるベンダーが現れるなど、新たな戦い勃発の様相を呈した。

 ユーザー企業は2020年以降、新型コロナウイルスの感染拡大防止策としてテレワーク環境整備などを進めてきた。コロナ禍3年目の2022年はこの動きが一巡。物価高をはじめとする厳しい経営環境を生き抜くため、より高い生産性を実現し収益を確保すべくDX(デジタル変革)を再加速させている。

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