(画像:Getty Images)
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5G(第5世代移動通信システム)の技術を使い、企業が大容量の無線網を独自に構築できる「ローカル5G」。2019年12月に制度化されたが、大半はまだ実証実験にとどまる。現状は導入費用や端末調達、設計・運用などの面で課題を残すからだ。転機となりそうなのは、2020年内に予定する制度の拡張。これに合わせて多くのベンダーが新たな基地局や端末などの新製品を投入する。ローカル5Gは飛躍できるのか。現状の課題と展望を探る。