
(出所:123RF)
[最終回]
経営主導のリスキリング施策には要員計画の立案やスキル定義など難関が待ち構える。有望な人材をデジタル推進部署に異動させる場合、本人にも組織にも負荷は大きい。本人とコミュニケーションを正しく取り、伴走型支援を重ねることで成功させよう。
[第3回]
社員がデジタルスキルを習得するためには、それにふさわしいマインドセットが必要だ。現場主導のリスキリングにおいては、スコープの中に「職場環境の変革」を入れて、現場の上司である管理職もリスキリング施策に巻き込んでしまうのが効果的になる。
[第2回]
現場主導のリスキリングには「現在の業務をデジタル化する」というゴールがある。だが仕事に追われてデジタル化の発想に至らないメンタルに傾く層が出現する。デジタル化の必要性を自ら感じる状態へと変容させるアプローチが求められる。
[第1回]
デジタル変革をけん引する社内人材の育成手段としてリスキリングに注目が集まる。リスキリングは計画立案から実行まで、「経営主導」と「現場主導」の2軸で考える必要がある。多くの企業が設定しているデジタル人材の定義とリスキリング施策の内容、そして課題をひもとく。