AIが人の能力を超えるシンギュラリティーが起こると世の中や人々の暮らしはどう進化するのか。技術つまりシーズを基にすると想像するのはなかなか難しい。ならば「こんなこといいな、できたらいいな」というニーズに目を向けたら未来を見通せるのではないか。格好の題材がある。ドラえもんの「ひみつ道具」だ。最新技術を駆使した究極のソリューションである。子供のころに誰もが憧れたあのひみつ道具はいつの日に、どんな形で現実になるのか。日経コンピュータは創刊1000号を記念して大胆予測した。

特集
ドラえもんとシンギュラリティー
あの「ひみつ道具」が実現する日
目次
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AIが叶える21の夢 あなたはどれを望む?
ドラえもんは22世紀、つまり100年後の世界から現代にやってきたとされる。100年待たずとも、人々がひみつ道具を当たり前のように使う時代が来るだろう。本特集の予測結果は、日経コンピュータの創刊3000号記念企画で検証したい。
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瞬間移動はできるか 検証、夢の3大道具
タケコプター、タイムマシン、どこでもドア??。シンギュラリティー後の時代は、これらが「3種の神器」になっているかもしれない。最難関とも言える3大道具の実現可能性を真っ正面から検証してみた。
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動物と会話・透明人間… 5道具、「特異点」には
愛犬と会話ができたらどんなに素敵だろうか、透明人間になれたら何をしたいか。誰もが欲しがる5つの道具も、決して夢ではない。AIが人の能力を超えるとされる2045年には、きっと実現しているだろう。
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同時通訳・幽体離脱・怪力 10年以内に叶いそうな8道具
自動翻訳、幽体離脱、セルフ医療、怪力発揮‐‐。画像認識やロボティクス、VRなどの技術進化によって叶いそうな8つの道具を示す。5年後は難しいかもしれないが、10年後つまり2029年には実用化しているはずだ。
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執筆・作曲プロ並みに 5道具、あと3年で完成も
ドラえもんの「ひみつ道具」はざっと約1600種類ある。いくつかはAIなどデジタル技術の進化によって「完成」が見えてきた。今から3年以内、2022年までに実現しそうな5つのひみつ道具を紹介しよう。
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