
強みを生かすDX事業企画のつくり方
目次
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デジタルオンリーの思考に注意 組み合わせて有効なアナログ手段
[第9回]
実績のない事業立ち上げ時にはデジタルのみで見込み客にアピールしても効果は見込めない。ビジネスモデル作成時にアナログの販売ストーリーをあえて組み合わせよう。プレテストマーケティングを実施して企画中止のリスクを最小限に食い止める。
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販売ストーリーを適切に設定 ビジネスモデル作成時にリスク回避
[第8回]
事業価値を提供する方法として「アナログ×PUSH型」の販売ストーリーを検討する。特にターゲットユーザーへの「認知」と「興味」のアプローチが重要だ。ビジネスモデル作成時に事業化の判断をすれば、売れないリスクを回避できる。
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客の問い合わせはまず来ない アナログから事業を立ち上げる
[第7回]
ビジネスモデルを作成する際に忘れてはならないのが販売方法の設定だ。Webサイトの用意だけでは、必要な問い合わせ数の確保は難しい。「販売ストーリー」をつくり、非効率でもまずはアナログアプローチで実績を積み上げる。
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課題解決はDX事業ではない 顧客の変化を見極める
[第6回]
提供価値による課題解決だけでは顧客の成果につながらない。業務フローや体制/役割の変化を阻害する課題の解決が重要となる。顧客の成果に寄与する価値をITで解決して初めて「DX事業」になる。
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提供価値からのアイデアメーキング なぜ勤怠管理パッケージなのか
[第5回]
自社の既存技術やノウハウを価値とするアイデアメーキングはよくある。課題と活用シーンのリストアップ、優先順位付けを繰り返して事業を絞り込む。Web勤怠管理システムを新規事業に選んだ実例から、その勘所を紹介する。
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ビジネスモデルで「成果」を設定 その質と量が対価を決める
[第4回]
製品・サービスの提供方法よりも顧客の成果が何かを先に検討する。成果の質と量で対価が決まるため、確信を持てるまで議論し、設定する。提供方法の検討では、販売ストーリーを必ずつくろう。
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ユーザー課題の解決策はチームで システム面から視野を広げて検討
[第3回]
1人で課題を抽出したり解決策を検討したりするだけだと、結果は浅くなる。チームによる討議を重ねると練り込まれた良いアイデアが出る。システム面だけでなく業務フローの変更などを含めた広い視野で解決策を検討しよう。
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事業企画はゼロから始めない ユーザーを決めて課題を抽出
[第2回]
ビジネスモデルの主要素「誰に」を決めるところから事業企画に着手しよう。開発実績を精査したうえで会社方針と合致するターゲットユーザー選定が必須だ。それからユーザーの課題を社内外の知見を利用して抽出する。
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生き残るため今こそ新規事業 事業企画力が成否を分ける
[第1回]
同じ事業をただ単に継続していては企業の成長はおろか生き残りも危うい。企業の存続と成長には既存事業の変革だけでなく、新規事業への取り組みが必要だ。ゼロからイチを生み出す「事業企画力」の有無がかつてなく重要となる。
日経クロステック Special
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