
(写真:Getty Images)
コンテナがいよいよ実用段階に突入した。ZOZOやRettyといったネットサービス企業にとどまらず、アサヒグループホールディングスや三菱UFJ銀行、三井住友銀行なども本番環境への適用を始めた。先行ユーザーの活用法と技術の最新動向を紹介する。
銀行、メーカーも本番環境へ導入
コンテナがいよいよ実用段階に突入した。ZOZOやRettyといったネットサービス企業にとどまらず、アサヒグループホールディングスや三菱UFJ銀行、三井住友銀行なども本番環境への適用を始めた。先行ユーザーの活用法と技術の最新動向を紹介する。
国内でコンテナを本格的に導入する機運が急速に高まっている。これまでネット企業が先行していたが、ここ1~2年で大手銀行なども利用し始めた。デジタルトランスフォーメーション(DX)に必須の基盤として普及期に突入しつつある。
コンテナの利点を生かすにはシステムの開発や運用のプロセスを変える必要がある。先行ユーザーの事例から浮かび上がったのは4つの活用法だ。コンテナの特性を見極め、適材適所で使いこなすことが求められている。
コンテナ活用には、「Kubernetes」などの管理ツールが欠かせない。パッケージやクラウドサービスを利用すればセットアップの手間を省ける。コンテナと仮想マシンを容易に一元管理できる製品も現れた。