阪神高速大和川線のたて坑工事を巡り、設計ミスで工費が増大したとして、発注者の大阪府が設計者の日本シビックコンサルタント(東京・千代田)に約61億9000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が2022年9月29日、大阪高裁であった。高裁は、府と設計者の双方に過失があったと認めたうえで、府の過失割合を8割とした一審判決を変更し、4割に減じた。府が事実上の敗訴から「判定勝ち」に持ち込んだ形だ。
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