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 計測会社のルーチェサーチ(広島市)は、レーザー計測などで得た構造物の点群データを簡単に3次元モデル化するソフトウエア「PINO(ピノ)」を開発した(図1)。点群データと比べて容量を約50分の1に減らせる。

図1■ 簡単に3Dモデル化できる
図1■ 簡単に3Dモデル化できる
PINOで作った3Dモデル(資料:ルーチェサーチ)
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 ドローン搭載型や持ち運び型のレーザースキャナーを使って取得した点群データの容量は、数ギガバイトに上ることが珍しくない。パソコンなどで扱いにくく、3Dモデルの作成に手間と時間を要していた。

 PINOでは点群データの点を除去して、面のデータを作成できる。そのため、容量を大幅に抑えられる。PINOのペイントブラシの機能で点群データを“塗る”と、そこを含む面を自動でモデル化する仕組みだ。面の外枠をなぞると、より奇麗にモデル化できる。

 同社は、PINOで作成した3Dモデルを閲覧したり、コメントや写真、図面などの付属情報をモデルにタグ付けしたりできるソフトウエアを無償で提供している。橋などの点検で明らかになった情報を後から盛り込めるため、点検調書の作成などでの利用が可能だ。