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 西松建設はソフトウエア開発のsMedio(エスメディオ)(東京都中央区)と共同で、山岳トンネルの覆工コンクリートの表層品質をAI(人工知能)で評価する「A.E.s.SLiC(イースリック)」を開発した。

 覆工コンクリートの写真から、はく離、気泡、水はしり・砂すじ、色むら・打ち重ね線、施工目地不良、検査窓枠段差の6項目を4段階で自動評価する。

 一般的なスマートフォンやタブレット、デジタルカメラなどで撮影した覆工コンクリートの写真を、評価日や評価者、コメントなどとともにiPad向けの専用アプリに登録。その後、クラウドサーバーに転送し、前出の6項目の表層品質を自動で判定する。項目ごとの評価点の推移を、一覧表やグラフに出力することも可能だ。

 撮影した画像のファイル容量は数メガバイトあれば十分足りる。VIS(錯視誘発画像特徴強調システム)と呼ばれる画像処理を施し、凹凸やエッジなどの特徴点を鮮明に表示できる(写真1)。

写真1■ VIS処理した後の覆工の写真(写真:西松建設)
写真1■ VIS処理した後の覆工の写真(写真:西松建設)
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