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 演算工房(京都市)はトンネルの施工管理を疑似体験する屋内型のトンネルショールーム「ATOM」を造った(写真1)。最新のICT(情報通信技術)の使い方を現場へ行かなくても学べ、その効果を体感できる。同社によると屋内型のトンネルショールームは世界初だ。

写真1■ 屋内型のトンネル統合型ショールーム。演算工房の本社1階の部屋を改造した(写真:日経クロステック)
写真1■ 屋内型のトンネル統合型ショールーム。演算工房の本社1階の部屋を改造した(写真:日経クロステック)
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 同社は山岳・シールドを問わず国内外のトンネル現場において、計測や施工管理のシステムの導入実績を持つ。「トンネル技術者の養成所を造りたかった。稼働中の現場は危険と隣り合わせのため、施工管理のスキルを学べる安全な環境の必要性を感じていた」。演算工房の林稔代表取締役はATOM建設の理由をこう話す。

 ATOMはTBMトンネル、山岳トンネル、モニタリングの3つのブースから成る。例えば、TBMのブースでは掘進機による自動測量を体験できる。

 山岳トンネルのブースでは、一定の掘進延長などに応じて、支保工の3点を計測し、壁面の変位を確認する「A計測」を体験できる。ウエアラブルレンズで3次元の計測結果を見ることも可能だ。