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 CACH(カック)は、工事現場などの振動を多数の地点でほぼリアルタイムに把握できるモニタリングシステム「揺れウォッチャー」の提供を始めた。加速度センサーとLPWAと呼ぶ省電力広域無線通信のモジュールを収めた本体を取り付けるだけでよい。

特徴

  • 本体は8cm角の手のひらサイズ。電池を内蔵しており、外部電源は要らない。現場に何カ所でも配置可能。
  • 本体内の加速度センサーで振動を検知して分析。分析用のパソコンは不要。結果はクラウドに送られ、スマートフォンなどで確認できる。
  • 各地点の振動レベルを図面に重ねて表示。周波数別の変化も分かる。

価格

 要見積もり

■ CACH

URL:https://www.cach-inc.com
E-mail:info@cach-inc.com

開発の背景
苦情が来る前に対策できる

CACH 最高執行責任者
石川 幸佑

 近隣住民などから振動に関わる苦情が寄せられ、工事を止めたり、施工計画を変更したりしなければならないケースは珍しくない。振動の伝わり方は、周辺環境や地盤、作業内容、重機の種類などによって異なる。

 従来は、工事現場内の1カ所で振動を計測するのが一般的。苦情が来ても場所や原因をなかなか特定できず、有効な対策をすぐに講じにくかった。

 「揺れウォッチャー」は、加速度センサーなどを収めた小型の本体を工事現場の周囲などに配置するだけで簡単に多点計測できる。振動の周波数別に時系列変化も分かる。

 どんな作業をしている時に振動が出るのかなど、原因を特定しやすい。重機の運転操作を緩やかにしただけで、振動を大幅に減らせた現場もある。苦情が来る前に対策を打てる。(談)