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 FRONTEOは、AI(人工知能)を活用した建設現場の危険予知システム「兆KIBIT」を発売した。

特徴

  • 当日の作業内容を入力すると、事前に学習させた過去の災害事例から、作業内容に類似した事例を関連性の高い順に提示する。
  • 経験の少ない作業や、急な作業内容の変更があっても、想定される事故リスクを迅速に把握できる。
  • 事故の危険性だけでなく、写真や具体的な要因、結果なども提示。朝礼などの場で、具体的に作業員に注意喚起できる。作業員が持つタブレット型端末などで確認することも可能だ。

価格

 要見積もり

■ FRONTEO

URL:https://kibit.fronteo.com
TEL:03-5463-6375

開発の背景
熟練者の知見を反映

FRONTEO取締役CTO 武田 秀樹

 ある顧客の「危険予知活動にAIを活用したい」という要望から開発したソリューションを製品化した。

 開発に当たっては、現場で使用することを踏まえて操作性を重視した。あらかじめ「足場工」「溶接工」などの職種、「重機作業」「資材搬入」「地盤改良」といった作業内容、さらに使用する道具や機器などの選択肢を用意。それらを選ぶだけで、発生する危険性が高い事故を「重災害」「軽災害」に分けてそれぞれ10件ずつ提示する。

 組み合わせによっては、職種や作業内容に依存しない共通の事故も多い。ユーザーにとって示唆に富んだ事故を提示できるよう、情報の重み付けを調整する必要があった。それが一番苦労した。現場のエキスパートが持っている知見を吟味し、読み解いてシステムに反映することで実現できた。(談)