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主任技術者の配置期間の運用を国と合わせたい
渡辺 誠毅(55、地方自治体)

 専任を求められる主任技術者の配置期間について、自治体としての運用を考えることがある。

 国土交通省の「監理技術者制度運用マニュアル」では、主任技術者の配置期間は工事着手から工期末日まで、もしくは工期内であれば完成検査合格通知日までだ。しかし、私が働く自治体では一律、完成検査合格通知日までで運用している。

 完成通知は工事完成から10日後、完成検査合格通知日はその完成通知を受け取ってから14日後が期限となる。つまり長ければ約3週間、主任技術者を拘束することになる。契約金額が3500万円以上の場合、主任技術者は専任を求められるため、施工会社はこの間、他の工事現場にその技術者を配置できない。

 現在、多くの建設会社で技術者が不足している。昨今、私の自治体でも入札が不調になることが増えている。その大きな原因がこの技術者不足にあると思っている。

 それを少しでも是正するため、主任技術者の配置期間を国交省のマニュアルに合わせるべきだと思うが、役所内でその考えを共有できていない。他の自治体がどう運用しているかが分かれば参考になる。