全1705文字

平準化を阻害する補正予算
匿名希望(40、中央官庁)

 土木業界は以前から年度末に業務が集中する一方で、年度明けの4~6月の業務が少ないことが問題になっている。最近は、施工時期の平準化を図ることを目的に2カ年国債やゼロ国債などを活用して、年度を越えて工期を設定するなどの改善策を積極的に取ってはいる。

 ただ、実態としては政治的な都合に左右される補正予算によって、それが阻害されているように感じている。施工時期の平準化のために、予算を確保して発注計画を立てていても、補正予算によって加えられた事業のため、結果的に無理のある計画となってしまうことが多い。最終的なしわ寄せは労働者へいくので、働き方改革とも矛盾が生じてしまう。

 現場と予算がうまくかみ合わないのは昔からではあるが、少しでも業界のニーズに即して発注するためにはどうすればよいか、考えさせられる毎日だ。

読者のみなさまからの投稿をお待ちしております。広く土木建設業界に対するご意見を自由にお書きください。掲載分には薄謝を進呈します。
>> 日経コンストラクション投稿フォーム