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日経コンストラクションで知った国交省職員の姿に感銘
佐藤 功基(24、学生)

 大学で土木を専攻している。社会インフラの建設事業に携わっていた祖父の影響もあり、人々に貢献できる仕事に私も就きたいと思うようになった。

 正直なところ、大学に入る以前の土木業界に対するイメージは「力仕事」だった。しかし、ダムや道路の構造力学、コンクリートの配合計算など多種多様な分野を抱える業界だと今では分かる。

 土木の実務に対する理解をより深めようと、日経コンストラクションを約2年前から購読している。日経コンストラクションを読み続けるうちに、土木業界の様々な職種を知ることができた。

 なかでも、2018年7月に発生した西日本豪雨の災害復旧の取り組みには感銘を受けた。国土交通省中国地方整備局の職員が夜を徹して道路の啓開や復旧に従事する姿に焦点を当てた記事は、今も記憶に残っている。

 私は現在、大学3年生だ。就職先について考える機会が増えてきた。新型コロナウイルスの影響で、学生向けに開催されるインターンシップはオンラインばかりで戸惑うことも多い。世の中の混乱に振り回されないよう、自らの描いた将来像に向かって進んでいきたい。