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外国人トラブルは文化の違いだけが原因なのか
菰田 康浩(56、建設会社)

 自分が管理する工事現場や普段の生活で、外国人労働者が増えていると感じる。同時に、外国人がごみ出しのルールを守らない、禁止されている場所でバーベキューをする、といったトラブルをよく耳にするようになった。彼らに対して、「生活習慣や文化が違って困る」と言う日本人は多い。しかし、受け入れ側にも問題があると思う。

 現場には、外国人労働者に対して、聞いている私まで嫌な気持ちになるような言葉遣いで接したり、重労働ばかり任せたりする人が少なからず存在する。単に、労働力の不足分を外国人で埋め合わせるといった自分勝手な考え方をしているのではないだろうか。それでは持続可能な建設業界は実現しない。

 受け入れる側の日本企業は、外国人労働者と互いに信頼し合える関係を築き、日本で働きたいと思ってもらうことが必要だと思う。そうしなければ、労働者たちは日本以外の急成長するアジア諸国に流れていってしまうだろう。

 仕事だけでなく生活に関する指導もするなど、彼らがこの国で働き続けるうえでの支えとなることが重要ではないだろうか。