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身の回りのデジタル化は思うように進まない
小峰 雅仁(23、資材メーカー)

 コロナ禍でのテレワークの広まりや、デジタル庁の新設、さらには河野太郎・前行政改革担当相が打ち出した「ファクス廃止」など、世の中はデジタル化への流れが加速している。けれども、私自身はデジタルへとなかなか移行できずにいる。

 私が取り扱っている商品はセメントだ。単純に必要な数量を現場に納品すればいいというわけではなく、どんな環境でどんな骨材を使っているのかが分からないと、最適な製品を納入できない。パソコンなどの画面越しだけでは分からないこともあり、現場に足を運んで確認しなければならないことは多い。

 顧客に説明する資料も、一部は事前にメールなどで送っている。ただ、先方の要望や提供されたデータなども加味した資料を用意すると、時間が掛かる。結局、紙に印刷して持っていくケースが、どうしても多くなってしまう。

 仕事柄、仕方ないことだとは思っている。それでもテレビなどでデジタル化による業務の効率化を実現している姿を見ると、身の回りで少しでも効率化できないかと考える。しかし、なかなかいいアイデアは思い浮かばない。