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 2020年3月14日の開業を目前に控え、駅舎の明かりがともるJR山手線・京浜東北線の「高輪ゲートウェイ駅」。写真右手の白い円すい形の屋根は、駅の開業から半年間開催するイベント「Takanawa Gateway Fest(高輪ゲートウェイフェスト)」の会場として使う仮設の建物。右奥はJR品川駅

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駅前のロータリーを挟むように約30階建てのビル2棟を建設する計画。オフィスやホテル、商業施設、会議場などを設ける。2019年11月撮影

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車両基地の縮小再編が完了した直後の15年に撮影した開発エリア。この時点では東海道本線上り線を含む5本の線路がエリアの西縁を通っていた。新駅の着工に向け、線路に囲まれたエリアに工事用車両が進入するための地下通路を整備中だった

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19年11月16日に山手線と京浜東北線を区間運休して実施した線路切り替え工事。写真の田町駅側の切り替え地点では、並走する3本の線路を1カ所で同時に新線へ切り替えた。左にカーブする新しい線路の先に高輪ゲートウェイ駅がある

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線路切り替え直前の様子。❸の写真と同じ地点を19年11月15日に撮影した。レールを移動する範囲のバラスト(砂利)は、白い土のう袋に入れられている

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線路切り替え後の様子。写真内に見える5本の線路は16年12月と18年6月、19年11月の3回に分けて順次、切り替えた。❸の写真と同じ地点を19年11月30日に撮影

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事業概要

■ 位置図
■ 位置図
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2020年3月14日、東京都港区にJR山手線の30番目の新駅となる「高輪ゲートウェイ駅」が開業する。2面4線のホームを持ち、山手線と京浜東北線の全列車が停車する。高さ約30mの白い大屋根や2階のコンコースなどを貫く吹き抜けがある駅舎のデザインは、建築家の隈研吾氏が手掛けた。JR東日本は田町−品川駅間にあった東海道本線の車両基地約30haを縮小再編し、南北約1.5kmに延びるエリアのうち、西側の半分を新駅と駅周辺の開発用地として創出。これまでエリアの西縁を通っていた5本の線路を段階的に東側へ移設した。今後、14.7haの敷地に国際的な交流拠点などを整備する。開発は20年の東京五輪後に本格化。24年までに45階建てを含む超高層ビル4棟を建てる計画だ。総事業費は駅部分だけで192億円、周辺を含めた開発全体で5000億円を見込む。