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プレキャスト床版への取り換え工事が一段と進化する。大林組などは床版間の間詰めに超高強度繊維補強コンクリート(UFC)の「スリムクリート」を採用。現場での配筋作業などを省き、3橋同時施工で1日当たり最大で作業員30人分の省力化を達成した。

現場打ちできる超高強度コンクリートを採用

 中日本高速道路会社は、岐阜県中津川市付近を通る中央自動車道の園原インターチェンジ(IC)─中津川IC間で2018年から春と秋の年2回、約2カ月ずつ対面交通規制して、橋の大規模更新工事を進めている。21年ごろまでに上下線の延べ11橋、総延長約2kmに及ぶ既設鉄筋コンクリート(RC)床版を取り換える計画だ。

 この区間が開通したのは1975年。長野県境の恵那山トンネルに続く標高400~600mの山間部に位置する。交通量の増加に加え、凍結防止剤の散布による塩害も受けやすい。「14~17年に実施した点検結果に基づき、床版が劣化した橋を対象に工事を進めている」と、同社飯田保全・サービスセンターの後藤健二更新工事担当課長は話す。

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