経営動向
まだまだ続く好業績

 日経コンストラクションが主要な建設コンサルタント会社と建設会社を対象に毎年実施している決算調査では、建設産業の好業績が続いていることが明らかになった(図11)。建設コンサルタント会社の場合、調査回答企業の17年度決算(17年1月~12月に迎えた決算期)を見ると、75%の会社が前年度比で増収。前年度比で増収だった会社が半数を超えたのは、6年連続だ。

<a href="/atcl/nxt/mag/ncr/18/00025/">9月10日号</a>・<a href="/atcl/nxt/mag/ncr/18/00028/">24日号</a>に掲載した「建設会社決算ランキング」
9月10日号24日号に掲載した「建設会社決算ランキング」

 建設会社は大手、準大手を中心に業績が好調だ。大手4社の営業利益率の平均は10.3%と、自動車大手7社平均の1.8倍に達した。一方、規模が小さい会社ほど売上高や利益率の悪化が目立ち、大手と中小、中央と地方の格差が浮き彫りになった。

 経営破綻した建設会社もあった。10月1日には、急激に業容を拡大してきたエム・テック(東京都中央区、登記上はさいたま市)が民事再生法の適用を申請(図12)。同22日には、再建を断念して破産続きに入ることを明らかにした。

図12■ 急成長していた建設会社、エム・テックの経営破綻を報じた10月22日号の<a href="/atcl/nxt/mag/ncr/18/00005/101500067/">NEWS時事・プロジェクト</a>
図12■ 急成長していた建設会社、エム・テックの経営破綻を報じた10月22日号のNEWS時事・プロジェクト