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工期短縮の旗(目標)を立てたら、次は旗に向かってどう進むかを考える。従来と全く異なる施工方法を導入すれば、工期を大幅に短縮することもできる。工期短縮の鍵を握る工程管理のポイントの2つ目は、「行き方を変えよ」だ。(日経コンストラクション)

講師:降籏 達生(ふるはた・たつお)氏
講師:降籏 達生(ふるはた・たつお)氏 1961年兵庫県生まれ。83年に大阪大学卒業後、熊谷組に入社。95年に退社、98年にハタコンサルタントを創業し代表として現在に至る。コンサルティング実績は2000件を超える (写真:ハタコンサルタント)
(イラスト:山田 タクヒロ)
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 工程管理のポイントの2つ目は、「行き方を変えよ」だ。前回までは、工程管理の旗(目標)を立てることを説明した。今回は、旗に向かってどの道順で進むかを考える。

 これまで紹介してきた手法は、与えられた仕様を満たすことを前提に、工期の短縮を図るものだ。この方法では大幅な工期の短縮は難しい。従来とは全く異なる施工法の導入を検討することが重要だ。

 このように、施工方法を根本的に変えることが、行き方を変えることに当たる。その有効な手法の1つに、「VE(バリュー・エンジニアリング)」がある。VEは一般的に、必要な機能を損なわずにコストを下げる手法として知られている。