大阪と京都の間に位置する大阪府茨木市で、甲子園球場5個分に相当する18.5haの複合開発が進んでいる。2008年3月に閉鎖した東芝大阪工場の跡地に、住宅や商業、文教施設などを官民一体で整備する。最寄りとなるJR総持寺駅が18年3月に開業した他、19年4月には追手門学院大学のキャンパスが開校。21年春に「イオンタウン茨木太田」が開店し、同年10月には三井不動産レジデンシャルなどが分譲する大規模マンションへの入居が始まる計画だ。東芝が各事業者と連携してエネルギーセンターなどを設け、太陽光発電やコージェネレーションシステムを運用する仕組みも整える。当初は下水熱の利用も計画したが、コスト高などを理由に採用を見合わせた。
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