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しま・みずほ
しま・みずほ
1990年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院で都市計画を専攻した後、15年4月に大日本コンサルタント入社。中部支社でパーキングエリアと公園が一体となった「亀山サンシャインパーク」の整備検討などに携わった後、大阪支社へ異動。同社初のPark-PFI導入検討業務を18年度に担当した。技術士(建設部門)。焼きイモづくりが趣味(写真:日経コンストラクション)
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 「Park-PFIでポテンシャルを引き出し、今よりも人が集う魅力的な公園にしたかった」。こう語るのは、大日本コンサルタントの島瑞穂氏だ。

 Park-PFIは、民間事業者の資金や企画力で公園を整備し、地域活性化の起爆剤にする制度のこと。2017年改正の都市公園法で創設された。

 島氏は、滋賀県の彦根城に隣接する金亀(こんき)公園で、利用者が求める施設や民間事業者の参入意欲などを調査するPark-PFIの導入検討業務を担当(図1)。社外のまちづくり活動で育んできた人脈を生かし、発注者が想定していなかった視点から公園の魅力や課題を見つけ出した。

図1■ 滋賀県は2022年度までに金亀公園の整備完了を目指す
図1■ 滋賀県は2022年度までに金亀公園の整備完了を目指す
金亀公園内に建設予定の競技場のパース。奥が琵琶湖(資料:滋賀県)
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 県は、24年に同公園で開催する国民体育大会(国体)に向け、新たに陸上競技場などを整備する計画を進めている。国体後も、彦根城を訪れる観光客や「ビワイチ」と呼ぶ自転車による琵琶湖一周の挑戦者が公園を利用しやすくなるよう、Park-PFIの導入を模索。民間事業者が公園内にカフェや売店といった施設を造ることを想定して業務を発注した。

 そこで島氏は、公園近くで信号待ちのビワイチ挑戦者に声をかけて回るなど精力的に利用者の意見を集める傍ら、金亀公園から数百メートル離れた滋賀大学に通う学生に目を付けた。より多くの立場から意見を集めたいと考え、滋賀大学の旧知の教員に相談してアンケートを実施。同公園の知名度や活用方法を尋ねた。