
技術士一直線2020
目次
-
トレードオフの解決策を示す
総合技術監理部門の口頭試験で頻出するのが、利害関係などが相反する「トレードオフ」を解決した経験への質問だ。5つの管理技術を把握し、それぞれの視点から総合的に問題を処理したとアピールしよう。毎年発行されるキーワード集を使った対策も有効だ。
-
「技術士の資質」で業務経験を整理
新型コロナウイルスの影響で開催が遅れたものの、2020年度の技術士第二次試験の口頭試験で問われる内容は、例年と変わらない。受験申込書に記した業務経験を思い出し、技術士に必要な資質(コンピテンシー)を踏まえて整理しておく。新型コロナウイルスへの感染防止策も忘れずに。
-
テーマは王道でも出題の細部に変化
新型コロナウイルスの感染拡大による異例の延期を経て、2020年9月21、22日に実施された技術士第二次試験の筆記試験。設問の内容や形式は19年度の試験を踏襲していたものの、マイナーチェンジが散見された。20年度の筆記試験の出題内容を振り返りながら解説する。
-
例年以上の「体力勝負」に備えよう
技術士第二次試験の筆記試験の実施日が9月に決まった。試験の開始時間や新型コロナウイルスの感染防止対策など、例年と異なる点が多いので注意が必要だ。合格に向けてスケジュールを立て直し、万全の体制で試験に臨もう。(日経コンストラクション)
-
最新の政策を勉強するチャンス
新型コロナウイルス感染症の影響で、筆記試験が9~11月に延期された。例年なら試験直前に発行される最新の国土交通白書を使って試験対策を講じるチャンスだ。新たな水害対策の「流域治水」や「事前放流」といった直近の政策の動向を答案に盛り込めば、より高得点を狙える。(日経コンストラクション)
-
知識に加えて「流れ」を押さえる
新型コロナウイルス感染症の影響で、筆記試験の日程が2020年9~11月に延期された。準備期間が長くなるチャンスと考え、いま一度、勉強方法を見直そう。試験対策は、専門知識を詰め込むだけでは不十分だ。出題テーマに沿った流れを整理しておく必要がある。(日経コンストラクション)
-
審議会の資料はこまめにチェックを
選択科目IIIでは、自分の専門分野に関する多面的な課題や解決策を提示する必要がある。出題テーマの基となる最新の国土交通政策を押さえることが重要だ。国土交通省の審議会の資料から政策のトレンドをつかむ方法を紹介する。過去1年程度に公表された受験者必読の資料も整理した。(日経コンストラクション)
-
1年以内の政策はチェック
選択科目IIは出題の予測が難しく、学習範囲が絞りづらい。とはいえ、必須科目Iや選択科目IIIと同様に直近の国土交通政策が出題されやすい。2019年度に実際に出た選択科目II-1やII-2の問題を例に挙げながら、記述方法や情報収集のコツについて伝授する。(日経コンストラクション)
-
2019年度の出題例を基に徹底解説
2019年度に必須科目Iは択一式から記述式論文に代わった。第3回では実際の出題を基に、論文の構成や作成手順について伝える。日本技術士会が事前に公開している概念・出題内容・評価項目を網羅した問題となっており、この傾向は20年度も続くとみてよい。今から時事性が高いテーマを準備しておこう。19年度は台風…
-
高等の専門的応用能力をアピール
2020年度技術士第二次試験の受験申込書の受け付けが、20年4月1日から始まる。受験申込書は口頭試験での諮問資料として使われるため慎重に作成しなければならない。技術士にふさわしい「高等の専門的応用能力」をアピールしよう。(日経コンストラクション)
-
出題傾向は変わらず、今年がチャンス
試験制度が改正された2019年度は、建設部門の筆記試験の合格率が10.5%と相変わらず他の部門と比べて低い水準だった。改正から2年目となる20年度は、19年度と問題の形式や傾向がほぼ変わらないとみられる。復習をしっかりしておけば、20年度の試験は合格を勝ち取るのに絶好のチャンスになりそうだ。