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土木分野の知っておきたい知識をクイズ形式で紹介。日経コンストラクションやウェブサイト「日経クロステック」に掲載した記事などを基に出題します。あなたの精通度は。正解は次ページ以降にあります。

Q1 官庁街に隣接する地下で何を造る?

都心の地下10mで進んでいた掘削工事(写真:日経クロステック)
都心の地下10mで進んでいた掘削工事(写真:日経クロステック)
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国会議事堂から南に1kmほど離れた東京・虎ノ門。東京五輪・パラリンピックが開催される前の2019年9月、都心の地下約10mで掘削工事が進んでいました。霞が関の官庁街にも隣接するこの場所で、何を造っていたのでしょうか。

  1. 地下鉄の駅
  2. 雨水の貯留施設
  3. 秘密の巨大金庫

Q2 橋脚下に潜む水中梁、一体何のため?

復元した「凝宝珠橋」(写真:生田 将人)
復元した「凝宝珠橋」(写真:生田 将人)
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鳥取城跡の堀に架かる「擬宝珠橋(ぎぼしばし)」が2018年9月に復元、完成しました。見た目は昔ながらの橋ですが、水面下では「二相ステンレス鋼」を使った梁を架け、その上に木製の橋脚を立ち上げて橋を載せる日本初の工法を採用。この工法を採用した目的は何でしょうか。

  1. オオサンショウウオの保護
  2. 堀に沿って走る断層の回避
  3. 出土した遺構の保存

Q3 観光トンネルをどうリニューアルした?

リニューアル前のトンネル終点部(写真:十日町市)
リニューアル前のトンネル終点部(写真:十日町市)
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新潟県十日町市にある清津峡に沿った全長約750mの「清津峡渓谷トンネル」は1996年に完成しました。有料の歩行者専用トンネルですが、入坑者数は2017年度に完成当時の約3分の1まで減少。にぎわいを取り戻すため、トンネルの終点部付近をどうリニューアルしたでしょうか。

  1. 床に水を薄く張った
  2. 覆工を透明な素材に変えた
  3. 坑口の先に床を張り出した