球磨川水系では11年前にダムに頼らない治水にかじを切り、様々な対策を講じてきた。それでも「令和2年(2020年)7月豪雨」では被害を防げなかった。被災後、「川辺川ダムの建設も選択肢の1つ」という熊本県知事の発言を契機に、再びダムの動向に注目が集まっている。川辺川ダムの意義を探る。

川辺川ダムの建設で水没する予定だった熊本県五木村。代替地への移転はほぼ完了している(写真:国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所)
川辺川ダムの建設で水没する予定だった熊本県五木村。代替地への移転はほぼ完了している(写真:国土交通省九州地方整備局川辺川ダム砂防事務所)
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