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 パスコはアミューズワンセルフ(大阪市)製のドローン搭載型グリーンレーザースキャナー「TDOT GREEN」(ティードットグリーン)の開発をサポートするとともに、2019年4月から販売を手掛けている。地上だけでなく、水中の地形を3次元計測できる。

 開発の過程で、パスコ側の若手担当者として活躍したのが、同社新空間技術部空間情報課の金キョンチェ氏だ(写真1)。計測性能を高めるだけでなく操作を容易にするよう提案し、実現させた。

写真1■ TDOT GREENを搭載したレーザードローンの背後に立つ金キョンチェ氏(写真:日経コンストラクション)
写真1■ TDOT GREENを搭載したレーザードローンの背後に立つ金キョンチェ氏(写真:日経コンストラクション)
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 アミューズワンセルフの冨井隆春CTO(最高技術責任者)は「業務への順応性がすごかった」と熱心さをたたえる。

 金氏は開発サポートの業務で、測量技術者のニーズを伝えたり、国土交通省の公共測量作業規程への対応について助言したりした。さらには試作機を試用する役割も果たした。TDOT GREENを販売するだけでなく自ら使うことも想定していたため、取り組みに熱が入った。

 韓国籍で生まれも韓国の金氏。だが、日本の国土を対象にした防災への関心が高く、開発の際は日本の河川や地形の特徴に関してアミューズワンセルフに助言している(図1)。

図1■ 河川の底の地形を空から3次元計測できる
図1■ 河川の底の地形を空から3次元計測できる
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図1■ 河川の底の地形を空から3次元計測できる
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水質の良い河川なら水深2~3mまで計測が可能(資料:パスコ)