東京外かく環状道路の大深度トンネル工事現場の直上で起こった陥没事故を巡り、東日本高速道路会社は工事との因果関係を認めた。陥没地点の下部がトンネル方向に局所的に引き込まれていることなどが調査で判明したからだ。シールド機が掘進したのは細粒分が極端に少ない地盤。施工記録は、チャンバー内の土圧が不均衡になり、地山の土砂を過剰に取り込んだ可能性を示唆していた。

(写真:東日本高速道路会社)
(写真:東日本高速道路会社)
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