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桁端部を20cm押し下げて再固定

 上関大橋では事故の後、まずはこれ以上、桁が上がらないように端部にカウンターウエートを設置した。その後、桁の浮き上がりを防ぐため、桁の移動抑制部材(山留め材)をPC鋼棒で橋台に固定するなどの応急対策を実施。今後、さらにアンカーを打ち込み、桁端部が20cm上がった状態から動かないよう、しっかりと固定する(写真5図4)。

写真5■ 事故から約1カ月後の様子。段差をならし、交互通行で車を通している(写真:日経コンストラクション)
写真5■ 事故から約1カ月後の様子。段差をならし、交互通行で車を通している(写真:日経コンストラクション)
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図4■ アンカーやPC鋼棒で応急対策
図4■ アンカーやPC鋼棒で応急対策
事故発生後、PC鋼棒や移動抑制部材などで応急対策を施した。今後、グラウンドアンカーを打ち込み、橋桁をしっかりと固定する。その後、グラウンドアンカーで反力を取って橋桁を押し下げ、段差を解消する。山口県の資料を基に日経コンストラクションが作成
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 続いて、本復旧としてアンカーで反力を取り、桁端部を元の位置まで押し込んで再固定する予定だ。