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遠隔臨場のハードルを低く

 国交省はDXを推進するため、基準・要領などの整備も進める。21年3月には、急速に広まった遠隔臨場のさらなる普及に向けて試行要領を改定した。

 動画の品質について、「1920×1080以上」と規定していた画素数を「640×480以上」に変更。映像・音声の転送レートを「平均9Mbps以上」から「平均1Mbps以上」へと引き下げた。これまでの試行の結果、高い仕様でなくても実用に耐えると分かったからだ。今後の普及を視野に、中小の会社でも対応しやすくした。

 また、発注者の職員ではなく現場技術員が遠隔臨場する場合、従来は現場の映像を録画して残すことを必須としていた。改定後は、画面のキャプチャー画像を残すだけでよいと変更し、負担を軽減した。