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しみず・まさみ
しみず・まさみ
1962年生まれ。85年3月に東京都立大学工学部土木工学科を卒業し、同年4月に大成建設に入社。主に石油プラントや桟橋の設計・建設を担当した。2005年4月から東京国際空港(羽田空港)D滑走路工事を担当し、06年10月から同工事作業所長を務めた。10年10月から本社土木本部土木技術部長(写真:日経コンストラクション)

 ヘルメットに「大成ブリッジマイスター」と書かれた金色のステッカーが輝く。大成建設が土木技術者のさらなるレベルアップのために2020年4月から導入した「大成土木マイスター制度」では、1級、2級に認定された社員にステッカーを渡す(図1)。その工種において十分な知識と経験を積んだ証しだ。

図1■ 「大成土木マイスター制度」の認定ステッカーのイメージ
図1■ 「大成土木マイスター制度」の認定ステッカーのイメージ
(資料:大成建設)
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 「技術者としての能力を評価する仕組みで、自らがどのような能力を持っているかが分かりやすくなる。自己研さんに努めるきっかけになるはずだ」。大成建設土木本部のエグゼクティブ・フェローで土木技術部長の清水正已氏はそう期待する。

 清水氏は制度創設の立役者だ。石油プラントや港湾などの設計や施工管理の経験を経て、本社の土木技術部で現場の技術指導や安全指導、技術者教育を手掛けてきた。約1年の準備期間を経て、大成建設独自のマイスター制度を作り上げた。