建設技能者の処遇改善に向けて、官民を挙げた総力戦が始まった。技能者の賃金2%アップを目指して数々の施策が進む。過去にはバブル期など、人手不足に陥るたびに処遇改善が叫ばれてきたが、景気の冷え込みとともに下火になった。しかし、少子高齢化で若手の確保が厳しくなるなか、今度こそ背水の陣で臨まなくてはならない。

(写真:Getty Images)
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