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神奈川県東部と都心部を結ぶ相鉄・東急直通線が22年度下期に開業予定

大阪・関西万博を控える大阪では路線の新設や延伸工事が活発に

 2022年度は神奈川県央部と東京都心を直結する「相鉄・東急直通線」の工事が完了する予定だ。JR東海道貨物線の横浜羽沢駅に隣接する羽沢横浜国大駅から東急電鉄の日吉駅までを結び、同年度下期の開業に向けて整備が進む(図1写真1)。

図1■ 神奈川県央部と東京都心を直結
図1■ 神奈川県央部と東京都心を直結
相鉄・JR直通線は開業済み。相鉄・東急直通線は2022年度下期に開業予定。ピンクの線は羽田空港アクセス線の構想ルート(鉄道建設・運輸施設整備支援機構とJR東日本の資料を基に日経コンストラクションが作成)
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写真1■ 整備が進む相鉄・東急直通線。写真は綱島トンネルの施工状況。21年7月撮影(写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
写真1■ 整備が進む相鉄・東急直通線。写真は綱島トンネルの施工状況。21年7月撮影(写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
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 完成後は相鉄線と東急線との相互直通運転が始まる。相鉄線の利用者が東京都心に向かう際、横浜駅などで他社線に乗り換える必要がなくなり、渋谷をはじめとした東京都心に直接行けるようになる。新横浜駅付近にも新駅ができ、東海道新幹線へのアクセスも向上する(写真2)。

写真2■ 新横浜駅(仮称)の施工状況。21年7月撮影(写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
写真2■ 新横浜駅(仮称)の施工状況。21年7月撮影(写真:鉄道建設・運輸施設整備支援機構)
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 相鉄・東急直通線の工事では20年6月、掘削したトンネル直上の道路2カ所で陥没事故が発生。工事が一時中断した後、同年9月に再開した。

 東京都内では、JR東日本が既存の貨物線などを活用して羽田空港と都内の主要駅を結ぶ「羽田空港アクセス線」を計画している。総事業費は約3000億円で22年度中の着工を目指す。国土交通省が空港敷地内を通るトンネルなど難工事部分を整備する。この部分は23年に着工予定だ。

2022年度の動き

相鉄・東急直通線の乗り入れが22年度下期に始まる。JR東日本による羽田空港アクセス線は22年度の着工を目指す