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技術士一直線では、2022年も第二次試験の合格に役立つ情報を連載する。初回は21年度の筆記試験の問題を振り返り、22年度の必須科目の出題テーマを予想。効率的なキーワード学習の方法を伝授する。合格に向けて、今すぐ対策を始めよう。(日経コンストラクション)

 2022年度の技術士第二次試験の概要は、21年度と変わらない。21年12月に文部科学省が科学技術・学術審議会の技術士分科会で示した「技術士第二次試験実施大綱」などによると、具体的な内容は以下の通りだ(図1、2)。

図1■ 2022年度の第二次試験筆記試験の内容
図1■ 2022年度の第二次試験筆記試験の内容
文部科学省の資料を基に日経コンストラクションが作成
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図2■ 2022年度の口頭試験の内容
図2■ 2022年度の口頭試験の内容
文部科学省の資料を基に日経コンストラクションが作成
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 必須科目Iの試験は2時間。2問から1問を選び、600字詰めの答案用紙3枚で解答する。建設部門に共通する専門知識や応用能力、問題解決能力、課題遂行能力を問う。合格するためには60%以上の得点が必須だ。ただし、60%に届かなくても選択科目の答案は採点される。

 選択科目IIでは、受験者が選んだ科目に関する専門知識を問うII-1と、応用能力を試すII-2の2つに答える。II-1は4問から1問を選び、答案用紙1枚に解答を記述。II-2は2問から1問を選択し、答案用紙2枚にまとめる。

 選択科目IIIでは、受験者が選んだ科目について、問題解決能力と課題遂行能力を確認する。2問から1問を選び、答案用紙3枚に記述する。

 試験時間は、選択科目IIとIIIの合計で3時間30分だ。その間、休憩時間はない。合格するには、IIとIIIを合わせて60%以上の得点が必要になる。

 筆記試験の合格者は、口頭試験を受験する。口頭試験では技術士としての実務能力と適格性が問われる。実務能力は、「コミュニケーション、リーダーシップ」と「評価、マネジメント」が評価軸になる。適格性は「技術者倫理」と「継続研さん」に関する試問で採点する。

 受験申込時に提出する実務経験証明書に基づいて問われるので、4月の時点で準備しておく必要がある。詳細は本連載の第2回で解説する。