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 国土交通省が発注する全ての設計・工事でBIM/CIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング/コンストラクション・インフォメーション・モデリング、以下CIM)を原則化するまで1年を切った。

 2022年4月からは適用の範囲が拡大した。国交省が21年3月に示したロードマップの通り、業務は小規模を除く全ての詳細設計で適用が開始。工事は設計から1年遅れて大規模構造物での適用が始まった(資料1)。

資料1■ CIM原則化まで残り1年
資料1■ CIM原則化まで残り1年
国土交通省によるCIMの原則適用に向けたロードマップ。対象は一般土木と鋼橋上部。国交省の資料や取材を基に日経コンストラクションが作成
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 ただし、工事でCIM活用が求められるのは、3次元モデルを用いた設計図書の照査、施工計画のみ。大規模構造物の詳細設計で適用されたのが21年4月のため、「22年5月末時点では、CIM適用の工事発注はわずか」(国交省技術調査課の細井遵敬係長)という。そのため、施工者からCIM適用における具体的なフィードバックなどは得られていない。