「日経コンストラクション」は、土木の最新ニュースや技術開発、採用時の効果、技術者個人のスキルアップ、入札の動向や受注のノウハウなど、土木・建設にかかわる情報を幅広くタイムリーにお伝えする総合情報誌です。お忙しい中でもすぐに理解いただけるよう、写真、図表を活用したビジュアル重視の誌面を心がけ、豊富な実例をもとに実務に直結する"生きた情報"をお伝えします。特に本誌でしか読めないと好評の「事故」や「失敗」、「談合」などの情報も、さらなる飛躍へのヒントとなるよう掘り下げた形でお届けします。
日経コンストラクション バックナンバー
目次
-
日経コンストラクション 2022年4月号
建設コンサルタント会社の業績が堅調だ。2021年に期末を迎えた決算で、増収だった会社と増益だった会社は、それぞれ全体の約7割に上った。コロナ禍の影響を比較的強く受けた海外業務も、次期は改善する見通しだ。一方で、リモートワークの普及やオフィススペースの縮小など、新たな動きが広がっている。
-
日経コンストラクション 2022年3月28日号
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、働き方は大きく変わった。先行するのが建設大手4社。大林組は固定席撤廃、大成建設は男性育休100%──。スタンスの違いこそあれ、各社の取り組みは業界をリードする。
-
日経コンストラクション 2022年3月14日号
「i-Construction」の推進で、建設現場の生産性を10年間で2割向上させる──。国土交通省が壮大な目標を掲げてから7年。業界全体の生産性は確実に上がっているものの、中小の建設会社の伸び悩みが目立つ。期限があと3年に迫るなか、中小の改革は最優先の課題となった。外注頼みの小手先の取り組みでは…
-
日経コンストラクション 2022年2月28日号
思わぬ設計ミスで補強工事が必要となり、設計料の何倍もの費用を請求される──。多くの設計者にとって人ごとではないトラブルが後を絶たない。会計検査報告でも、毎年似たようなミスが指摘され、事後対応を迫られている。最近判明した設計ミスの事例を取り上げ、その原因を探る。
-
日経コンストラクション 2022年2月14日号
新たな国家資格の「技士補」が2021年に創設されるなど、建設業界の資格が増え続けている。技術者としてのキャリア形成を考えるうえで、「役立つ資格」の見極めは重要だ。アンケートで実務や昇給に役立つ資格を探りつつ、試験対策を通じて若手のキャリアアップを支援する取り組みを紹介する。
-
日経コンストラクション 2022年1月24日号
モノよりもコト(体験)が重視され、SNSを使って誰でも手軽に情報を発信できる時代になり、広報の在り方が変わりつつある。他の業界を見ならい、土木業界でもようやく、体験型の企画や親しみやすい日常の情報などをSNSで効果的に発信して、イメージアップを図ったり担い手確保につなげたりする事例が出てきた。企業…
-
日経コンストラクション 2022年1月10日号
国土交通省による技術基本計画に沿った技術政策が展開される2022年。50年のカーボンニュートラルや建設分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を見据えた具体的な施策や技術を総ざらいする。さらに、22年に進展する注目プロジェクトもまとめた。本特集を読めば、22年の土木界を見通せる。
-
日経コンストラクション 2021年12月27日号
国道に3tものコンクリートが落下した事故や、リニア中央新幹線の工事で初めて死者を出した肌落ち事故。取材を進めると、点検後の判断の甘さや有人作業の危険性など背後に潜む様々な問題が浮き彫りになった。最近起こった6件の事故を取り上げ、看過できない原因や背景を深掘りする。
-
日経コンストラクション 2021年12月13日号
建設DXが叫ばれるなか、ICT活用が進むのは高度な技術や技能を要する業務に限らない。報告書作成や車両運行管理、安全対策といった身近な作業を支援するツールの導入も進む。そうした「いつもの仕事」の負荷を下げることで、技術者はより高度な業務に注力できるようになる。ICTで日常業務の効率化を進める取り組み…
-
日経コンストラクション 2021年11月22日号
2021年7月に静岡県熱海市で発生した土石流など、民有地の盛り土や斜面が崩れて人に危害を及ぼす惨事が目立つ。基本は民間の問題だが、開発許可の申請確認や道路の安全管理を担う行政の責任も問われかねない。
-
日経コンストラクション 2021年11月8日号
建設技能者の処遇改善に向けて、官民を挙げた総力戦が始まった。技能者の賃金2%アップを目指して数々の施策が進む。過去にはバブル期など、人手不足に陥るたびに処遇改善が叫ばれてきたが、景気の冷え込みとともに下火になった。しかし、少子高齢化で若手の確保が厳しくなるなか、今度こそ背水の陣で臨まなくてはならな…
-
日経コンストラクション 2021年10月25日号
専門や志向と異なる業務、難易度の高い業務に直面したとき、やる気を低下させる若手も少なくない。そんな若手をベテランや中堅はどう見ているのか。実務者へのアンケート結果とともに、学びを武器に、サナギから羽化したチョウのように成長へと向かって変わる若手を紹介する。
-
日経コンストラクション 2021年10月11日号
多種かつ多数の重機を自律運転で動かして大型の土木構造物を建設する──。鹿島が生み出した自動化機械で工事現場を切り回す建設生産システム「A4CSEL(クワッドアクセル)」は、世界の建設現場を革新する可能性を秘める。類例のない技術の裏側に迫った。
-
日経コンストラクション 2021年9月27日号
自然の持つ多様な機能を生かして社会課題を解決する「グリーンインフラ」が、グリーン社会の実現や流域治水をはじめ、あらゆる事業で求められるようになった。自然を資産とする考え方が国際的に公認されており、建設関係者と自然とのつながりは今後さらに深くなる。仕事をする上で、グリーンインフラは欠かせない新教養と…
-
日経コンストラクション 2021年9月13日号
長引くコロナ禍の中で迎えた建設会社の2020年度決算。建築の売り上げを減らした会社が多いなか、土木は増加傾向を続けている。土木への新型コロナの影響は思ったよりも小さく、今後も防災・減災分野などへの重点的な投資は続きそうだ。再生可能エネルギーなど成長分野への参入の動きも活発になっている。
-
日経コンストラクション 2021年8月23日号
土木構造物の補修・補強工事は新設とは異なった制約を受ける。作業空間や工期を十分に確保できない、既設構造物の状態が明確でないといった現場も少なくない。リニューアルならではの制約を、工法選定など施工計画の工夫で突破した現場を紹介する。
-
日経コンストラクション 2021年8月9日号
この道路、造る意味ありますか──。建設中の東京外かく環状道路が、費用に対して便益がほとんど上回らない「費用便益比1.01」の事態に陥っている。陥没事故によって、この数字がさらに下振れする可能性が高い。1.0以下になっても整備を進めるのか。「交通の効率」を求めてきたが、社会は人口減少に転じ、自動運転…
-
日経コンストラクション 2021年7月26日号
入社した技術者をいかに「担い手」に育てるか。土木業界でも、新卒採用の絞り込みや人員整理が招いたいびつな年齢構成などによって、人的リソースや育成ノウハウの不足に頭を悩ませる企業や機関が少なくない。最近では、コロナ禍の影響で従来型の育成手法も見直しの必要に迫られている。そうした状況下で、OJTや研修な…
-
日経コンストラクション 2021年7月12日号
骨材とセメント、水を混ぜて、水和反応で硬化させるコンクリート。その構成材料や硬化メカニズムを変えて、新たな性能を付与する「新しいコンクリート」が続々と生まれている。自己収縮がほとんどないコンクリートや施工性に優れるスラグを用いた固化体、納豆菌の力で腐食を抑えるコンクリートなどだ。
-
日経コンストラクション 2021年6月28日号
国土交通省や建設会社などが総力を挙げてデジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進めている。新型コロナウイルス対策で遠隔臨場を急速に拡大。AI(人工知能)を活用した水道管の劣化予測やドローンの目視外飛行など新たな挑戦も相次ぐ。注目すべき最新の建設DXの動きを追った。