「日経コンストラクション」は、土木の最新ニュースや技術開発、採用時の効果、技術者個人のスキルアップ、入札の動向や受注のノウハウなど、土木・建設にかかわる情報を幅広くタイムリーにお伝えする総合情報誌です。お忙しい中でもすぐに理解いただけるよう、写真、図表を活用したビジュアル重視の誌面を心がけ、豊富な実例をもとに実務に直結する"生きた情報"をお伝えします。特に本誌でしか読めないと好評の「事故」や「失敗」、「談合」などの情報も、さらなる飛躍へのヒントとなるよう掘り下げた形でお届けします。
日経コンストラクション バックナンバー
目次
-
日経コンストラクション 2023年5月号
関東大震災からちょうど100年に当たる2023年。トルコ南東部では2月に、この震災と共通点の多いマグニチュード7.8の大地震が発生した。いつ起こってもおかしくない巨大地震への対策はどこまで進んでいるのか。橋や盛り土、水道など、分野別に地震対策の現状と今後の課題を探った。
-
日経コンストラクション 2023年4月号
測量や点検、現場管理、運搬など活用の場面が増え続け、建設業界になくてはならない存在になったドローン。一方、技術や制度は刻々と変化し、疑問は次から次へと沸いてくる。これからドローンを導入するあなたにも、次なる活用方法を探るあなたにも──。全ての建設技術者に向けて、ドローン活用で気になる30の疑問点を…
-
日経コンストラクション 2023年3月号
大規模プロジェクトの進行中に、当初見込んでいなかった費用を上積みして事業費が膨れる例が後を絶たない。こうした「後出し増額」は、公共事業への社会の信頼を損ねるだけでなく、適切なタイミングでの事業見直しの機会を奪う点で、許されない行為だ。後出し増額の実態を分析し、事業費増大リスクへの対処法を探る。
-
日経コンストラクション 2023年2月号
土木技術者にとって、資格は実務に欠かせないだけではなく、昇進や転職などキャリア形成を考えるうえでも重要だ。特に技術士と1級土木施工管理技士、コンクリート診断士の3つの資格は、土木分野でニーズが高い。ただ、試験範囲が広く、技術者が不慣れな記述式の回答も課される。闇雲な学習は合格への遠回りとなる。最短…
-
日経コンストラクション 2023年1月号
2023年の建設産業はどうなるか? 法制度・基準、施策、技術、業界動向、プロジェクトの5分野を55のキーワードに分けて紹介する。明日の仕事で役に立つ知識を身に付け、1年間の土木の動きを先取りしよう。
-
日経コンストラクション 2022年12月号
地中に存在した想定外の弱部、手順を守らない安易な作業、試掘や立ち会いの不履行──。建設工事の現場では、こうした様々な原因で事故が起こっている。この1年に発生あるいは詳細が判明した事故を取り上げ、再発防止策などを探った。
-
日経コンストラクション 2022年11月号
建設業界でM&A(合併・買収)が増え続けている。地域や業種・工種をまたぐなど形態は多様化。動機も後継者難に伴う事業承継の問題にとどまらない。新たな市場開拓やコスト削減、働き方改革を目指して、大手も中小も共に成長する仲間を日々探している。建設投資が伸び悩むなか、M&Aを経営の選択肢に入れる流れはもう…
-
日経コンストラクション 2022年10月号
道路の陥没やマシンの故障など、シールドトンネルの設計・施工トラブルが続いている。住民の生活を脅かすトラブルも少なくない。大深度・大断面・長距離化で施工の難度が上がる一方、発注減や人手不足で技術継承はままならず。今こそ業界一丸で対応しなければ、日本のシールド技術の安全神話は崩壊しかねない。
-
日経コンストラクション 2022年9月号
比較的好調だった土木事業に暗雲が垂れ込めた。これまで日経コンストラクションの調査で土木が増収の会社は半数を超えていたが、2021年4月~22年3月に期末を迎えた決算では37%に落ち込んだ。資材価格の高騰など利益を圧迫する不安材料があり、先行きは不透明だ。ただし、将来を見据えた研究開発投資は拡大傾向…
-
日経コンストラクション 2022年8月号
インフラが機能不全に陥ったり、乗っ取られたりして、市民へ甚大な被害が出る─。ネットワークを通じてシステムに不正侵入する「サイバー攻撃」で、インフラが標的となった場合の最悪のシナリオだ。施設の遠隔・自動操作やICT(情報通信技術)施工の推進、クラウドの導入など、建設DX(デジタルトランスフォーメーシ…
-
日経コンストラクション 2022年7月号
政府が掲げる「成長と分配」に向けて、民間企業に賃上げを求める圧力が強まっている。国土交通省など国の機関は賃上げ企業への入札優遇措置を導入。賃上げを表明しなければ受注を逃しかねないだけに、企業側は必死だ。賃上げ包囲網を張られた各社の動向を、日経コンストラクションの独自調査で明らかにする。
-
日経コンストラクション 2022年6月号
コロナ禍の影響で一時足踏みした建設業界の海外展開。ミャンマーの政変やロシアのウクライナ侵攻などが重なり、リスクも浮き彫りになった。しかし、海外展開は縮小する国内市場をカバーするだけでなく、人材の確保や技術力の向上にも結びつく。足元の受注環境が「V字回復」に向かっている今こそ、海外戦略に正面から取り…
-
日経コンストラクション 2022年5月号
型枠を使わずに構造物を造形でき、生産性を上げる技術として注目を浴びる建設3Dプリンター。プリンターでつくった下水升が初めて国の工事で設置された他、擁壁や縁石の設置計画が進行している。2022年は建設3Dプリンターの実用化元年となりそうだ。
-
日経コンストラクション 2022年4月号
建設コンサルタント会社の業績が堅調だ。2021年に期末を迎えた決算で、増収だった会社と増益だった会社は、それぞれ全体の約7割に上った。コロナ禍の影響を比較的強く受けた海外業務も、次期は改善する見通しだ。一方で、リモートワークの普及やオフィススペースの縮小など、新たな動きが広がっている。
-
日経コンストラクション 2022年3月28日号
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、働き方は大きく変わった。先行するのが建設大手4社。大林組は固定席撤廃、大成建設は男性育休100%──。スタンスの違いこそあれ、各社の取り組みは業界をリードする。
-
日経コンストラクション 2022年3月14日号
「i-Construction」の推進で、建設現場の生産性を10年間で2割向上させる──。国土交通省が壮大な目標を掲げてから7年。業界全体の生産性は確実に上がっているものの、中小の建設会社の伸び悩みが目立つ。期限があと3年に迫るなか、中小の改革は最優先の課題となった。外注頼みの小手先の取り組みでは…
-
日経コンストラクション 2022年2月28日号
思わぬ設計ミスで補強工事が必要となり、設計料の何倍もの費用を請求される──。多くの設計者にとって人ごとではないトラブルが後を絶たない。会計検査報告でも、毎年似たようなミスが指摘され、事後対応を迫られている。最近判明した設計ミスの事例を取り上げ、その原因を探る。
-
日経コンストラクション 2022年2月14日号
新たな国家資格の「技士補」が2021年に創設されるなど、建設業界の資格が増え続けている。技術者としてのキャリア形成を考えるうえで、「役立つ資格」の見極めは重要だ。アンケートで実務や昇給に役立つ資格を探りつつ、試験対策を通じて若手のキャリアアップを支援する取り組みを紹介する。
-
日経コンストラクション 2022年1月24日号
モノよりもコト(体験)が重視され、SNSを使って誰でも手軽に情報を発信できる時代になり、広報の在り方が変わりつつある。他の業界を見ならい、土木業界でもようやく、体験型の企画や親しみやすい日常の情報などをSNSで効果的に発信して、イメージアップを図ったり担い手確保につなげたりする事例が出てきた。企業…
-
日経コンストラクション 2022年1月10日号
国土交通省による技術基本計画に沿った技術政策が展開される2022年。50年のカーボンニュートラルや建設分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現を見据えた具体的な施策や技術を総ざらいする。さらに、22年に進展する注目プロジェクトもまとめた。本特集を読めば、22年の土木界を見通せる。