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距離画像が得られるToFセンサー(写真:パナソニック)
距離画像が得られるToFセンサー(写真:パナソニック)
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 パナソニックは、暗闇で250m先にある10cmほどの物体を撮像できる距離画像センサーを開発した。距離計測には、赤外光線を照射し反射光の戻り時間から算出するToF(Time of Flight)を使う。反射光が微弱になる遠方の計測精度を高めるため、高感度の受光素子を適用した。画像解析で認識しやすくするため、約26万(688×384)画素を備える(図1)。

図1 夜間の距離画像を高解像度化
図1 夜間の距離画像を高解像度化
試作したToFセンサーを利用して取得した距離画像。夜間に200m以上先の10cm以下の物体を撮像できる。縁石や直径10cm以下の細いポールを識別可能になるという。(写真:パナソニック)
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 自動運転車の周辺センシングや監視カメラへの応用を狙う。自動運転車向けでは、距離画像を取得できるLiDAR(Light Detection and Ranging)よりも遠方に対応し、CMOSイメージセンサーでは取り込めない完全な暗闇でも撮像できる点を強みに、既存センサーを補完できるとみる。2019年度にサンプル出荷し、2021年度の量産化を期待している。