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ゼロエネ化する工場の外観(写真:TMEIC)
ゼロエネ化する工場の外観(写真:TMEIC)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は、同社のインド子会社のパワーエレクトロニクス(パワエレ)機器の工場を、電力会社からの電源供給を不要にできる「ゼロエネルギー工場」にする(図1~2)。屋根に設置した太陽光パネルの発電で工場内の電力を賄う。夜間や雨天時の稼働用にリチウム(Li)イオン2次電池による蓄電システムを導入する。

図1 インド工場の内観
図1 インド工場の内観
延べ床面積は1万285m2(事務所の1650m2を含む)。従業員数は約140人。主力のパワーコンディショナー、モーター駆動システム、UPSを生産する。自然採光やLED照明で環境に配慮した。テスト設備は大量に電力を消費する場合があり、試験対象の機器に高負荷を与える際の電力消費を20%ほどに抑える機能を備える。無駄のない生産が可能なように製造フローの順に設備を配置した。TMEICの日本の工場で実施している品質管理は、基本的にはすべて実践しているという。配線の接続部のダブルチェックや「5S活動」(整理、整頓、清掃、清潔、躾)の実施などである。
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図2 「ゼロエネ工場」のシステム構成
図2 「ゼロエネ工場」のシステム構成
TMEICのパワエレ機器を組み合わせて、ゼロエネルギー工場を実現する。低負荷時の効率が高いというパワーコンディショナー、蓄電システムを導入する。(図と写真:TMEIC)
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 同工場は、750k~2550kWの太陽光発電向けパワーコンディショナー、最大200k~5000kVAのモーター駆動用電源装置、100k~600kVAのUPS(無停電電源装置)を合計300台以上を生産できる。安定稼働している2018年4月以降の同工場全体の消費電力量は毎月およそ10万kWhだ。