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左から順に、三洋化成工業代表取締役社長の安藤孝夫氏、APB代表取締役CEOの堀江英明氏、福井県知事の杉本達治氏(写真:日経クロステック)
左から順に、三洋化成工業代表取締役社長の安藤孝夫氏、APB代表取締役CEOの堀江英明氏、福井県知事の杉本達治氏(写真:日経クロステック)
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 低コスト、燃えない、設計の自由度が高い─。そんな三拍子がそろった夢の新型リチウム(Li)イオン2次電池の量産が始まる。三洋化成工業と同社子会社のAPBは、ほぼ全てを樹脂で構成する「全樹脂電池」の量産工場を、福井県越前市に新設する(図1)。

図1 新設するAPB福井工場の建屋の外観
図1 新設するAPB福井工場の建屋の外観
(写真:三洋化成工業)
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 2021年に量産を開始する見込みで、同年後半には出荷開始を予定する。今後3~4年で年間生産電池量1GWhを目指し、「5~10年で数千億円規模の事業にしたい」(三洋化成工業 代表取締役社長の安藤孝夫氏)と意気込む。