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光超音波イメージングで画像化した血管。色で血管の位置情報を示している(写真:日経クロステック)
光超音波イメージングで画像化した血管。色で血管の位置情報を示している(写真:日経クロステック)
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 スタートアップのLuxonus(ルクソナス)が2021年12月6日、造影剤なしで血流状態を可視化できる「光超音波イメージング装置」を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請すると発表した。まずは血流障害の特定向けに手や足の血管・血流などの状態を測定できるようにする。早ければ2022年中に実用化する可能性がある。

 光超音波イメージング装置の仕組みを端的にいえば、対象物に「光」を当てて、発生した「音」を処理・画像化するというものだ(図1)。人体に短パルスレーザー光を照射し、吸収体である赤血球が膨張・縮小する際に発生する超音波をセンシングして体内の血管などを画像化する。

図1 Luxonusが開発する光超音波イメージング装置
図1 Luxonusが開発する光超音波イメージング装置
超音波イメージングは、赤血球などの吸収体にレーザー光を照射し、吸収体の膨張・収縮で発生する超音波で対象物を画像化する技術。同社が開発する装置は、レーザー射出部と超音波センサー部の両方が一体で稼働し、体内の様子の画像化に寄与する。半球形超音波センサーには512チャンネルが存在し、体内で発生する超音波を捉える。(図:Luxonusの資料・説明を基に日経クロステックが作成、写真:左がLuxonus、右が日経クロステック)
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