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ソニーAIらが「超人的」運転AI、いずれ自動運転に進出か
「グランツーリスモSPORT」でチャンピオンドライバーを超える
「ソニーだからこそ、グループ内のコラボレーションで科学誌『Nature(ネイチャー)』の表紙を飾るような成果を成し遂げられた」(ソニーグループ会長兼社長CEOの吉田憲一郎氏)。
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太陽光パネルのSiも再生、ドイツの研究所が技術開発
粉砕、化学処理でp型Si粒だけを取り出し
ドイツの研究所Fraunhofer Center for Silicon Photovoltaics(CSP)と同Fraunhofer Institute for Solar Energy Systems(ISE) は2022年2月、共同でシリコン(Si)系太陽光パネルのSiをリサイクルし、それを…
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NICTが裸眼立体視の表示装置、小型・視野拡大で製品化視野に
約30台の小型プロジェクターで視野角60度を達成
情報通信研究機構(NICT)は2022年1月31日、同機構が保有するホログラムプリント技術(HOPTEC)を応用して、裸眼立体視が可能な新たなプロジェクション方式の透明ディスプレー装置を開発した。
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数秒で満充電の「G+Al電池」、まずはコイン型をサンプル出荷
パウチ型では全固体の可能性も
オーストラリアGraphene Manufacturing Group(GMG)は2021年12月22日、グラフェン(G)とアルミニウム(Al)を組み合わせた「G+Al電池」の2032型(直径20.0mm×厚み3.2mm)コイン電池をパイロットプラントで製造し、世界の先行ユーザーにサンプル出荷した…
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インテルが2.3兆円で米新工場 25年稼働、10年で10兆円超
新しい地域での建設は40年ぶり、半導体一大拠点に
米Intel(インテル)は、米オハイオ州に新たな製造拠点を設ける。2022年1月21日(米国時間)に明らかにした。同社が米国内の新たな地域に製造拠点を設けるのは「40年ぶり」(同社)だという。
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パナソニックが家電サブスク、賃貸住宅向けに貸し出し
家電の廃棄と空き家増大に課題意識
パナソニックは2022年1月19日、賃貸住宅向けに新たなサブスクリプション(定額課金)サービス「noiful」を開始すると発表した。家電を貸す「noiful ROOM」と物件のリノベーションを提供する「noiful LIFE」の2種類で構成される。
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Samsungが半導体で首位復帰、Intelは0.5%成長で2位に沈む
半導体市場規模はついに5000億米ドル超に
米Gartner(ガートナー)は、2021年の半導体世界市場における売上高トップ10社を発表した。市場全体が前年比25.1%伸びた中で、米Intel(インテル)の売上高はわずか0.5%しか増えず、2位に陥落した。
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造影剤なしで血管を可視化、光超音波撮像装置が実用化へ
キヤノンが製品化を止めた技術をスタートアップで再発進
スタートアップのLuxonus(ルクソナス)が2021年12月6日、造影剤なしで血流状態を可視化できる「光超音波イメージング装置」を医薬品医療機器総合機構(PMDA)に承認申請すると発表した。
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光量子コンピューターに現実味、NTTが新光源モジュール
時間領域で多重した数十億の物理量子ビットの生成が可能に
NTTは、東京大学、理化学研究所と共同で2021年12月22日、光量子コンピューターの基幹技術である新型の量子光源モジュールを開発したと発表した。同光源モジュールは、入出力の光ファイバーと一体化した「光ファイバー接続型」と呼ぶ構造で、手のひらサイズ、しかも、大規模計算に必要な高量子ノイズ圧搾、TH…
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東芝の亜酸化銅太陽電池、4年後に充電不要EV実現か
結晶Si太陽電池と組み合わせて変換効率30%狙う
東芝は2021年12月、亜酸化銅(Cu2O)をp型半導体とする太陽電池(Cu2O太陽電池)で変換効率8.4%を達成したと発表した。この値は2017年に金沢工業大学が発表した8.23%を上回り、世界最高水準とみられる。
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加速するNTT「IOWN」構想、24年デバイス開発、商用26年に
40年の脱炭素計画がネジを巻く
2019年5月の公表から3年近くが経過したNTTの次世代情報通信基盤構想「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」。当初、30年代の商用化を目指していたところ、「24年に最初のIOWNデバイスを開発し、25年にシステム開発完了、26年から商用導入…
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パナソニックが新たな近距離無線 狭い範囲でセキュアに高速通信
NFCより届き、Bluetoothより近い用途を狙う
パナソニックは2021年11月10日、数mm~数十cmと狭い範囲で、高速通信可能な新たな近距離無線通信技術「PaWalet Link」を開発したと発表した。磁界を利用した通信方式で、実効速度が数M~数百Mビット/秒の高速通信に対応する。
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東レが5Gアンテナ基材フィルム ガラスに貼っても目立たず
透明度85%、透明電極との組み合わせも可能
東レは2021年11月17日、「PPS(Polyphenylene Sulfide)」フィルムを透明化したと発表した。PPSは5G対応スマートフォンの内蔵アンテナの基材に使われている「LCP(Liquid Crystal Polymer)」と同程度の誘電特性があることから、Sub6やミリ波用アンテ…
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ソニーが通信キャリアに ローカル5Gの無線サービス開始
BWAサービスで、「NURO 光」のワイヤレス版を狙う
ソニーグループ(以下、ソニー)とその子会社のソニーワイヤレスコミュニケーションズは2021年11月29日、「ローカル5G」の無線局免許に基づく国内初の一般消費者向け大容量固定無線通信アクセス(BWA)サービス「NURO Wireless 5G」を2022年春に始めると発表した。
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東芝が風車の国産化、海底直流送電線計画も前進
世界洋上風力サミットより
日本風力発電協会(JWPA)は2021年10月7~8日、北九州市で、洋上風力発電についての日本の取り組みや今後を報告する国際会議「世界洋上風力サミット」を開催した。
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シャープが突然、補聴器市場に、価格1/3 調整をリモート化
ワイヤレスイヤホンのようなデザインを採用
シャープがこの初秋、補聴器事業に突然参入した。2021年9月17日、軽度・中等度難聴者向けに補聴器「メディカルリスニングプラグ(MH-L1-B)」を投入。同製品は「一般的な補聴器の3分の1」(同社)という価格、ぱっと見ても補聴器に見えないスタイリッシュな外観という強みを併せ持つ。
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乙武氏がロボット義足で歩行、3年間の成果を披露
ソニーCSLと協力
「プロジェクトを引き受けた当時、義足のモニターとして2~3カ月に1回くらい意見を述べるくらいのつもりでいた。そしたら、ここまで大事になってしまった」(乙武洋匡氏)。
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アマゾンが家庭用ロボ参入、監視、エンタメなど用途多様
まるで動くAlexa、潜望鏡型カメラも
米Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)は2021年9月28日(米国時間)、家庭用ロボット「Astro(アストロ)」を発表した。音声認識や画像認識などのAI(人工知能)技術を搭載し、遠隔からの監視・見守り用途やセキュリティー用途、家族とのコミュニケーション、簡単な作業支援といった用途に向け…
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省エネ・高性能な濃縮技術、東芝がCO2吸収技術を応用
浸透圧のみで濃縮、水より大きい分子なら適用可能
省エネルギーかつ高濃縮が可能になる新しい濃縮技術を東芝が開発した。東芝は、この方法を食塩水の濃縮に使った場合、(1)濃縮時の消費エネルギーを「逆浸透膜(RO膜)法」の4分の1に節約でき、(2)同法よりも2.4倍高濃縮になるだけでなく、(3)濃縮したい物質に対して加熱や加圧をしないため品質劣化を防げ…
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Li-S電池でブレークスルーか、サイクル寿命1400回達成
2025年のEV搭載目指すもエネルギー密度は非公開
米国のベンチャー企業Lytenは2021年9月22日、同社が開発した電気自動車(EV)向けリチウム硫黄(Li-S)電池「LytCell EV」の充放電サイクル寿命が1400回以上であることを確認したと発表した。