Emerging Tech
目次
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ソニー・ホンダとパナソニックに聞く、注目の初公開EVとペロブスカイト太陽電池
2023年1月初頭に開催された、世界最大のテクノロジー見本市「CES 2023」(2023年1月5~8日、米国ラスベガス)。ソニーグループの展示の主役は、ソニー・ホンダモビリティが初披露したEV(電気自動車)の新ブランド「AFEELA(アフィーラ)」のプロトタイプだった。
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ラピダスを設計視点で考察、TSMCに量産で勝てぬも日本復権に寄与
日本政府の半導体復権への肩入れは半端ない。例えば、半導体装置・材料の展示会「SEMICONJapan 2022」(東京ビッグサイトで2022年12月14~16日に開催)のオープニングセレモニーに内閣総理大臣の岸田文雄氏が登壇して聴衆を驚かせた。
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アンモニア合成に大変革、東大などが空気と太陽光のみで実現へ
2022年12月、東京大学、九州大学、大同大学の3大学は「常温常圧の環境下、可視光エネルギーを用いて 窒素(N2)ガスをアンモニア(NH3)へと変換することに世界で初めて成功した」と発表した。
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EV化で加速するパワエレ技術、高速デジタル制御で新境地広がる
国内の大学や高等専門学校(高専)などの理工系研究室を対象にパワー・エレクトロニクス(パワエレ)分野の優れた研究を日経エレクトロニクス(NE)が応援する「NE主催 パワー・エレクトロニクス・アワード 2022」。
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次々世代のパワー半導体材料たち、圧倒的潜在力も実用の道のりは遠く
パワーデバイス材料は一般にバンドギャップが広いほど優れた特性を持つ傾向にある。そのため、炭化ケイ素(SiC)のバンドギャップエネルギー(3.3eV)を大きく上回る窒化アルミニウム(AlN、約6eV)、立方晶窒化ホウ素(c-BN、約6.5eV)、ルチル型二酸化ゲルマニウム(r-GeO2、約4.6eV…
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ラピダスの勝算、小池社長の秘策とは 筋肉質の工場でどこよりも速く多品種生産
緊急解説
2022年12月14日、半導体装置・材料の展示会「SEMICON Japan 2022」(東京ビッグサイト)。その開幕を記念した「オープニングセッション」は異様な熱気を帯びていた。
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日本置いてけぼりのスマートホーム統一規格、「ECHONET Lite」はガラケーの二の舞か
「これまではスマートスピーカーや家電、住設機器などを手掛けるメーカー各社が独自のプロトコルで囲い込みをしようとした結果、スマートホーム市場が分断されて思うように成長しなかった。
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大成建設や大林組が“走行中給電用道路”、道路の舗装材料などが成否を分ける
最近になって、中国や北欧で電気自動車(EV)の普及に弾みがつき、世界の市場規模は年間1000万台の大台に乗りつつある。一方で、EVが急増したことで、休日の行楽地などでの充電渋滞が顕在化し、EVの充電インフラの課題があらためてクローズアップされる事態にもなっている。
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深紫外LEDの用途が急拡大、市場は10年で100倍弱
深紫外線、より具体的にはUV-Cと呼ばれる波長が100n~280nmの電磁波を出力するLED(UV-C LED)の市場が急拡大しつつある。
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GAFAも狙う現実と仮想が混然一体の新世界、東大・日立・竹中が挑む
生活支援ロボットや「メタバース」が日常に入り込む世界が、すぐそこまで迫っている。今後はロボット掃除機に掃除を任せるだけでなく、あらゆる家事や介護などをロボットが支援するようになる。
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社会的なインパクトの大きさに高評価、最優秀賞は名工大のEV充電器技術
「パワー・エレクトロニクス・アワード2022」審査会
日経エレクトロニクス(NE)は、「NE主催 パワー・エレクトロニクス・アワード2022(NEパワエレアワード2022)」の最優秀賞を決定する審査会を2022年11月1日に開催した。
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韓国が日本を尻目に水素社会へまい進、総延長50kmのパイプライン計画も進行中
2022年9月30日、韓国の首都ソウル市から高速鉄道KTXで約2時間南下した位置にある光州市で、ある新工場の起工式が催された。固体高分子型燃料電池(PEFC)の世界的なリーダー企業である、英Intelligent Energy(インテリジェント・エナジー、IE)が、地元のスタートアップに自社製品「…
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KDDI総研が6G時代の技術公開、時計もメガネもアンテナに
KDDI総合研究所は2022年10月、開発した技術の内覧会「研究プロジェクト紹介2022」を開催し、第5世代移動通信システム(5G)の次、つまり「Beyond 5G/6G」といわれる次世代の通信や映像符号化技術の開発状況を多数公開した。
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HDで10年単位の技術開発強化、中堅技術人材の育成急務
パナソニック ホールディングス 執行役員、グループ最高技術責任者 小川立夫氏
パナソニック ホールディングス(パナソニックHD)が技術開発体制の強化を進めている。インフラやエネルギーなど長期戦の分野に耐えられる体制を構築するとともに、ソフトウエアなど短期戦の分野は社外の力を積極的に活用する。
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NTT・IOWNの先兵「APN」が22年度実装へ もはや「聖域」にあらず、世界同時多発でメス
NTTが2030年代の情報通信基盤を塗り替えようと一丸となって取り組む「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」構想。NTTはその第1弾となる機能を早くも2022年度中にも社会実装する。
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半導体微細化終焉に新シナリオ、技術限界ではなく需要の減退
これまで半導体産業は微細化を軸に発展を遂げてきた。その軸が変わったことを、2022年7月に米国で開催された2つの半導体関連イベントでまざまざと見せつけられた。背景には、デジタルトランスフォーメーション(DX)や、AI(人工知能)/機械学習の導入、IoT(Internet of Things)の普及…
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エネルギー価格高騰で省エネ製品に光明、規格大統一で「スマートホーム」普及なるか
コンシューマーエレクトロニクス国際見本市「IFA 2022」(ドイツ、2022年9月2~6日)
世界最大級のコンシューマーエレクトロニクス国際見本市「IFA 2022」が、ドイツ・ベルリンで3年ぶりに本格開催された(図1)。今回、主催者が掲げたスローガンは「Ready, Steady, Show」。
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粒子加速装置にも半導体化の波、急速充電器の課題に挑む研究も
再エネの大量導入時の“切り札”を評価する技術が候補に
世界的な電気自動車シフト、自然エネルギーシフトによってパワーエレクトロニクスの重要性が増している。日経エレクトロニクスでは、この分野で研究・開発に取り組む大学や高等専門学校などの研究機関を応援する「NE主催 パワー・エレクトロニクス・アワード 2022」を実施している。前号に続き、今回は残る3候補…
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事業開発と技術開発の境目は消滅、文明を進化させる技術を生み出す
ソニーグループ執行役専務兼CTO 北野宏明氏
2022年4月1日、ソニーグループ(ソニーG)の最高技術責任者(CTO)に、研究子会社のソニーコンピュータサイエンス研究所(ソニーCSL)やソニーAIのトップを兼務する北野宏明氏が就任した。今後は、基礎研究から事業に直結する技術まで幅広い領域を所管することになる。
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「おいしい」を測る食品DX、キリンや伊藤忠商事が続々参戦
「近年は消費者のニーズが多様化し、食品の開発・販売サイクルが短くなった。『経験と勘』のみの商品企画や開発は困難を迎え、それらを裏付ける味データが重要になる」(伊藤忠商事)
日経クロステック Special
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総合
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