Emerging Tech
目次
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謎のMRグラスをついに分解、HoloLensを超えたところは?
日経 xTECHは米Magic Leap(マジックリープ)のMR(Mixed Reality)用ヘッドマウントディスプレー「Magic Leap One」を分解した。同製品の特徴は、着用者の目の状態に応じて映像の表示を変えて自然に見せる光学技術を、世界で初めて搭載したこと。
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主役はいよいよ使い手へ、電機はIoT支える黒子に
「CEATEC JAPAN 2018」詳報
2018年10月16〜19日に開催された「CEATEC JAPAN 2018」。2016年に主役を民生エレクトロニクス機器から「IoT(Internet of Things)」と「CPS(Cyber Physical System)」に変更して今年で3回目となる。今回は、最新技術にこだわらず自社の…
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電動版ビジネスジェットが浮上、22年に運賃1/3以下で市場創造
推進系を従来の内燃機関からモーターに置き換えた電動航空機。既に1〜2人乗りの固定翼を備えた小型機が実現されている。これに加えて、10人前後を乗せて数百kmから1500km程度を飛行する電動航空機の実用化が見えてきた。この機体を利用した「電動版ビジネスジェット」の商用サービスが2022年ごろに始まり…
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TechCrunch Disruptで見かけたスタートアップ、配膳ロボや釘をつかむロボットハンドなど
日経Roboticsから今月の1本
毎年秋に米国サンフランシスコで開催される「TechCrunch Disrupt」は、世界中から多数のスタートアップが集まって開発中の製品アイデアを投資家に売り込み、自社への出資を募る「スタートアップの見本市」だ。
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「iPhone XS」「同XS Max」分解、X線で見えたL字形電池の正体
米Appleの新型iPhone「iPhone XS」と「iPhone XS Max」を分解した。基本的な設計は、2017年に同社が発売した「iPhone X」と共通部分が多い。ただ、通信関連ICが米Qualcommから米Intelへと、大きく変更された部分もある。
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挑戦者「UFS Card」現る、モバイル特化でSDカード突く
Samsung主導の新メモリーカード
パソコンやデジタルカメラ、スマートフォンなど、さまざまなコンシューマー(民生)機器に広がり、抜き差し可能(リムーバブル)なメモリーカードの代名詞となった「SDメモリーカード」。
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機械学習の推論用プロセッサが増加の一途、FPGAやGPU搭載SoCへの混載が進む
日経Roboticsから今月の1本
2018年8月20~21日に米シリコンバレーで開催されたプロセッサのカンファレンス「Hot Chips 30」では、機械学習に特化したプロセッサの講演が盛り上がった。
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5Gで映像革命、視聴者が映画の中に入り込む
第5世代移動通信システム(5G)のサービス開始が近づく中、その超広帯域や超低遅延性を生かす新しい映像処理と中継技術が急速に台頭してきた。当初はスポーツ中継や映画などで視聴者の映像視聴体験を変えていきそうだ。映像コンテンツの伝送形態も大きく変わり、それに合わせて、超軽量のシンクライアント版VR用HMD…
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超広視野角品に激安品も、新世代HMDが競演
SIGGRAPH 2018詳報
CGやインタラクション技術などの世界最大級の国際会議「SIGGRAPH 2018」が2018年8月にカナダ・バンクーバーで開催された。同会議では、VRやARに向けた新世代のヘッドマウントディスプレー(HMD)の提案が相次いだ。いずれも現行製品に比べて、大幅な性能向上やコスト削減などを達成している。
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パワーエレクトロニクスに新風、大学発の手法で効率・雑音改善
機器の進化を支える変換回路や設計・計測技術
多くの技術者が革新的な研究に取り組み始めたパワーエレクトロニクス分野。本誌は、同分野の大学や高等専門学校の研究者を応援する「NE主催 パワー・エレクトロニクス・アワード 2018」を実施、専門家の協力の下、実用性が見込める新発想の技術を提案した6チームを選出した。
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ソフトバンクが出資するロボット会社のBrain、機器メーカーへ技術提供、費用は最終顧客に
日経Roboticsから今月の1本
ソフトバンクグループ子会社のソフトバンクロボティクスが2018年8月1日に、自動運転技術を搭載した「床洗浄機(スクラバー)」の販売を日本で開始した。自動運転技術を開発したのは、2017年に「SoftBank Vision Fund」が1億1400万ドルを出資した米Brainだ。
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中国激安ロボ掃除機を徹底分解、部品の工夫にうなり設計に驚く
中国企業が手がける家電製品がすさまじい勢いで進化している。「安かろう、悪かろう」は今は昔。自動運転車に使われるLiDARやSLAMといった最新技術を搭載したロボット掃除機が驚きの2万円台で販売されており、日本や米国の先行者をあっという間にキャッチアップするようになりつつある。最新のロボット掃除機を…
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パワーエレクトロニクス革新、新発想が大学・高専から続々
機電一体技術やインバーター制御が進化
パワーエレクトロニクス分野の大学や高等専門学校の研究者を応援する「NE主催 パワー・エレクトロニクス・アワード 2018」では、同分野で新風を吹かせた研究チームを表彰する。今号では、3件の研究内容を解説する。 (本誌)
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分散環境「Spark」が深層学習への対応を強化、スケジューラを全面刷新、10年の歴史で初
日経Roboticsから今月の1本
ビッグデータ処理や機械学習向けのオープンソースソフトウエア(OSS)「Apache Spark」が、ディープラーニング(深層学習)対応を強化する。Sparkは複数のコンピュータをネットワーク接続し、そのクラスタで分散処理することで、膨大な演算を短時間で処理するソフトである。
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新潮流「説明できるAI」が医療現場や製造業へ、ブラックボックス解消
なぜそう推定したのか
AI(人工知能)に新たな潮流が生まれている。推定結果だけではなく、「なぜそう推定したのか」という根拠も示す「説明可能なAI」への関心が高まっているのだ。米国防高等研究計画局(DARPA)など世界の研究機関が開発に乗り出したほか、製品として供給する企業も出てきた。
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採用広がる車載Ethernet、10メガやマルチギガに焦点
車載Ethernetでは、現行の100Mビット/秒や1Gビット/秒の規格に加えて、10Mビット/秒や数Gビット/秒の規格化の動きが活発である。2018年6月に開催された関連イベントでも、その様子がうかがえた。同イベント内のJASPARメンバーによるパネルディスカッションでも議論された。司会進行は日…
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PFNの「Chainer」が切り開いた「Define-by-Run」、フェイスブックやグーグルの深層学習FWに
日経Roboticsから今月の1本
Preferred Networks(PFN)が2015年6月からOSS(オープンソース・ソフトウエア)として公開中のディープラーニング(深層学習)フレームワーク(FW)「Chainer」が先鞭をつけた「Define-by-Run」という方式を、米フェイスブックや米グーグルが自社の深層学習FWに取…
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エッジに攻め込むアマゾン、マイクロソフト、主戦場は産業用IoTへ
機械学習/深層学習をエッジデバイスで
クラウドサービスで大きなシェアを持つ米Amazon Web Servicesや米Microsoftが、産業用IoTのエッジコンピューティング領域への進攻を加速させている。今後、機器メーカーにとっては、クラウドサービス大手の手掛けるIoT基盤に合わせたエッジデバイスの開発が重要になりそうだ。
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中国が日欧に猛追する「車載用」、2大陣営に激震走る「産業用」
パワーデバイスの展示会「PCIM Europe 2018」報告
クルマの電動化を背景に、駆動モーターを制御するインバーターに用いるパワーモジュールの開発競争が激化している。2018年6月に開催されたパワーデバイスの世界最大級のイベント「PCIM Europe 2018」では、日本や欧州の大手パワーデバイスメーカーに加えて、中国メーカーも車載用製品を相次いで出展…
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センサー、電池、パワエレで競演、フル電動化へまっしぐら
「人とくるまのテクノロジー展2018」速報
自動車部品の総合展示会「人とくるまのテクノロジー展2018横浜」(2018年5月23~25日、パシフィコ横浜)では、機械の単なる置き換えにとどまらない「フル電動化」を加速させるセンサーや電池、パワーエレクトロニクス関連の展示が話題を集めた。