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(撮影:HMD Global)
(撮影:HMD Global)
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 4億台の市場があると言われるフィーチャーフォン(ガラケー)で、シェア1位のフィンランドNokia(ノキア)ブランドの最新端末「Nokia 220 4G」の価格は、日本円で5000円を切る。そのチップセットを供給するのが中国Unisoc Communicationsだ。パワーアンプを含むチップセットの推定原価は5.2米ドル。これはミドルレンジの4Gスマートフォン(スマホ)向けの原価の約1/6だ。低価格化のためにカメラやディスプレーの性能を割り切っている。ガラケーなのでディスプレーサイズは小さく、カメラは30万画素とタダ同然の金額で作れるものを採用した。高いグラフィック性能は不要なため、DRAMの容量は16Mバイト、写真などを保存するフラッシュメモリーも24Mバイトと格安スマホよりケタが3つほど少ない。