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(写真:シャープ)
(写真:シャープ)
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 シャープから、新機軸のスマートフォン(スマホ)が登場した。従来の常識を覆す巨大な単眼カメラを搭載し、ドイツの名門カメラメーカー「ライカ」とコラボした「AQUOS R6」である。

 本機の最大の特徴は、フラッグシップスマホの代名詞であるカメラのありようを大きく変えた点にある。サイコロのような小型のイメージセンサーを複数設置する代わりに、対角寸法1インチ(約25mm)の巨大なイメージセンサーを1個搭載する。実際に光を取り入れる開口部の対角寸法の実測値は15.94mmであった。最近発売されたばかりのiPhone 13 Pro MaxメインカメラのCMOSイメージセンサーの対角寸法が約9.5mmであることを考えると、面積は約4倍と巨大である。