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USBの次はワイヤレス?

 Breakthrough「USB4が真の『ユニバーサル』へ」が印象的だった。有線では「勝負あり」ということだと思う。ただワイヤレス&コネクターレスが主流となれば無線のUWB(Ultra Wide Band)が急速に普及するのではないか。セキュアで高精度測距が可能であり、自動車のスマートキー、タッチレスの自動改札、無人店舗での入退管理や決済など、多くのキラーアプリの誕生が期待される。今後は、iPhone 11に搭載されたU1チップや半導体・自動車関連メーカーの動向など、ホットな特集企画を期待したい。(匿名希望、愛知県、56歳)

組み込み機器にUSB4は無理

 「USB4が真の『ユニバーサル』へ」を興味深く読んだ。USB規格は、Type-CおよびUSB3.2が策定された頃から、特定のPC向けのインターフェースとしての仕様がクローズアップされ過ぎているように思う。本来USBは、PCだけでなく、多種多様な組み込み機器向けの、汎用かつ廉価なインターフェースとしての特長を持っている。そのため、多種多様な機器が製品化され使われてきた。USB4は、Thunderboltが本来目指していた、超高速・マルチプロトコルを1本のケーブルで接続する、PCドックのような機器には適しているが、安価で処理能力に制限のある組み込みホスト機器に適用するには無理があると思う。USB4が普及するか、USB3.2でとどまるのか、今後の動向に注目したい。(匿名希望、神奈川県、52歳)

2ページのまとめ記事が良い

 Hot News「金属負極のデンドライト解消か、同志社大学がブレークスルー」に興味を引かれた。スマホ関連で2次電池の発火事故が根絶できることを期待したい。この記事のように図表を交えた2ページ程度の記事はとても読みやすいが、文字が多く何ページも続く記事は、余程興味がないと読み進められない。記事作りを工夫してほしい。 (石原昌幸、愛知県、57歳)

AIの知識獲得に役立つ

 Fundamentals「AI ブームの立役者『強化学習』を直感的に理解する(第1回)」が良かった。確かにAIはブームとなっているが、その詳細を理解し、どのような分野に活かせるのかをしっかりと理解している人はあまり多くないように感じている。今後はもう一歩進んだ利活用が進んでいくと思われるが、その時に、バックボーンとなる正確な知識が必要となる。難解な数式に惑わされることも多いため、このような記事はありがたい。 (匿名希望、神奈川県、46歳)

全固体電池の進展を望む

 Perspective「厚塗りの半固体電池を継続進化、新構造のSi電極で高密度に」の記事に関心を持った。脱炭素社会・持続可能な開発目標の実現に際し、電気代は恐らくほぼ無料に近づくであろうと考えるが、それには全固体電池の実用化が欠かせない。(匿名希望、東京都、53歳)

基本技術の解説がほしい

 5年位前までは、技術の解説(例えば液晶の動作方法など)が充実していました。今後も、基本技術の解説もお願いします。(匿名希望、神奈川県、47歳)

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