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相対性理論が日常に必要なくてよかった
 今回の特集(Breakthrough「充電技術が決めるEVの未来」)で触れた、東京大学 教授の堀洋一氏の「移動するのに、そのためのエネルギーを一緒に運ぶのはおかしい」という指摘は大変鋭いと思いました。ただし、そう聞いてふと思い出したのはアインシュタインの特殊相対性理論。同理論では、移動速度が増すと自らの実効的な質量が増えてしまいます。ある意味、運動エネルギーを自らの質量に組み込んでしまうのです。幸い、その増加は速度が光速に近づかなればほとんど目立ちません。光速がずっと遅い世界だったら高速移動には相当苦労したはずです。(野澤)

AIスピーカーの意外な使い方
 テーブルトークRPG(TRPG)というゲームをご存じでしょうか。ビデオゲームでよくあるRPGを会話やゲーム盤、サイコロなどを用いて人だけで再現する遊びです。一般にプレーヤーの1人が審判となり、他のプレーヤーの選択した行動を判定します。この審判をAIスピーカーに任せるというアイデアがCEATEC JAPAN 2018でバンダイから披露されていました。海外では、TRPGの審判はAIスピーカーのメジャーな使い方だとか。Amazon Echoの人気skill(アプリ)ランキングで上位を占めるタイトルもあるようです。日本オリジナルのタイトルが待ち遠しいです。(松元)

今回の「宴のあと」は
 エレクトロニクス業界の部品不足はこれまで何度かありました。多くは1~2年で収まり、例えば1999~2000年には携帯電話機の需要急増で逼迫、2001年のITバブル崩壊で在庫の山ができました。一因は過剰発注です。ただ大手部品メーカーはしたたかで、発注情報に惑わされず機器需要を比較的正確に予測できたようです。そのためバブル崩壊後、機器メーカーや下位の部品メーカーが生産能力を縮小する中、大手部品メーカーは需要拡大局面で波に乗りました。今回は大手も口をそろえて「逼迫は数年間は続く」と言います。本当にそうなのでしょうか(Emerging Biz「コンデンサーが足りない!」)。(三宅)