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「正しく怖がる」のは正しくない

 新型コロナ騒ぎのために、取材予定だったスペインでの展示会「MWC Barcelona 2020」が中止になり残念です。ところで最近気になるのは専門家らが使う「正しく怖がる」のフレーズ。新型コロナの危険性についての評価が不定な中では、何が「正しい」のかも分からないはずです。過剰な怖がり方を避けようとしたことがリスクの過小評価につながり、事態を悪化させてしまったのは明らかでしょう。正体や治療法が分からないうちは意図的に過剰な対策をとって封じ込めを最優先にするべきでした。いずれにせよ、1日も早い収束を祈ります。 (野澤)

ソフトバンクは空への障壁を突破できるか

 HAPSの実用化には「耐空証明」と「型式証明」などの証明取得の壁が立ちはだかります(Emerging Tech「成層圏を連続無着陸飛行、『空飛ぶ基地局』が実現へ」を参照)。一般に有名な「HondaJet(ホンダジェット)」は、取得まで約10 年かかりましたが、専門家の山下祐作氏(AeroDyne)によるとこれは「驚異的な早さ」(同氏)なのだとか。認証機関にとって多くの実績がある小型飛行機で、ホンダの資金力をもってしてもこれほどの時間がかかります。証明や認証の取得する際のハードルは、業界への参入障壁という見方もできます。この障壁を“革命児”のソフトバンクがどう突破していくのか目が離せません。(松元)