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UWB端末の本命はApple Watch?

 今号が発行されるころには、新しいiPhoneやApple Watchなどが既に発表されているかもしれません。私が気になっているのはUWBへの対応です。2020年4月発売の第2世代のiPhone SEでUWBは採用されませんでしたが、秋の新iPhoneには採用されるでしょう。一方で、Apple Watchが採用するかどうか分かりません。特集「ついに開花、UWB」で紹介したように、UWBのキラーアプリはデジタルキーと決済です。こうした使い方では、スマホよりもむしろApple Watchのようなウエアラブル機器の方が向いています。UWBの成否は「同機器にあり」と言えそうです。(根津)

通知音から始まる出会い

 毎年恒例のディスプレー分野の国際学会「Display Week(SID)」が、今年はオンライン開催になりました(Emerging Tech「次世代ディスプレー技術が続々、ARグラスや印刷版有機ELが軸」)。驚かされたのが、他の参加者や出展者との交流です。会場となったWebページ上で発表資料やデモ映像を見ていると、突然の通知音が。資料を見ていた展示企業の社員がテキストチャットで話しかけてきたのです。実機は見られませんでしたが、チャットなら英語でも話しやすく新鮮な経験でした。他のオンラインイベントは映像配信だけで、VRで代替開催しても参加者同士が交流できないことが多いので、ちゃんと「代替」らしさがありました。(東)

「冷やす」以外の利用法

 静岡県浜松市で日本歴代最高気温タイの41.1℃を記録するなど、今年の夏も猛暑が続きました。ソニーの「REON POCKET」(Emerging Tech「ソニーの“着るクーラー”解析、小型軽量の内部に見た熱設計」)をはじめとした暑熱対策製品の売れ行きも好調のようです。しかし、思いきり夏の暑さを感じて、季節の移り変わりを楽しみたいという人は、冷却デバイスを使いたがらないかもしれません。実は筆者もその1人です。昨年若い女性を中心に流行した手持ち式ファンは、涼感の他、汗によるメーク崩れを防げるという副次的な効果もありました。広く普及するには、単なる冷却以外のメリットの提供が必要でしょう。(土屋)